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HACCPとは?
 ●「漁場から食卓まで」のあらゆるステップに導入できる科学的な工程管理手法です。
 ●食品危害の発生を予防するための方式です。
 ●記録をとって、管理の透明性・客観性を備えます。
HACCPのメリットとは?
 ●作業者のチームワークを高め、生産性の向上につながります。
 ●国際標準なので、国内外への市場アクセスを拡大します。
 ●リアルタイムに(出荷時に)高い信頼性で安全性が確保できます。
 ●管理記録に基づくロットの遡及性ができます。
HACCP方式

※モニタリングとは、予め定めた手順に従って、一連の観察または測定を行い記録に残すことです。
HACCP導入のプロセス(コーデックス・ガイドラインによる)
◆健全な養殖生産のための工程
 健全な養殖魚の生産にHACCP方式を導入するにあたり、管理すべき養殖生産工程は、全ての養殖業者に共通する種苗導入、飼育、集・出荷の3行程とします。
種苗導入 飼育管理 集・出荷
 養殖用種苗として導入が予測されるものは、天然種苗(モジャコなど)、人工種苗、中間育成種苗、輸入種苗などがあり、種苗は、トラックまたは活魚運搬船により種苗生産地から養殖場へ輸送され、生け簀に収容されます。健全な種苗の導入は健全な養殖魚育成の基本であり、種苗の健全性を確保すること、輸送中の魚の損傷を最小化することが重要です。また、人工種苗生産を主とする養殖業者においては、健全な種苗を生産するための飼育管理方法を導入することが必要です。
 養殖場の生け簀に収容した種苗に対して、給餌を行い、出荷可能なサイズまで魚を成長させます。養殖業者は、健全な魚を育成するために適切な飼・餌料の調製、保管および給餌を行わなければなりません。飼育環境は、魚病発生に関わる要因の一つであるので健全な魚を育成する上で重要です。養殖業者は、魚の健康状態に常に留意しなければなりません。病気の場合は水産用医薬品を適正な使用方法で投与しなければなりません。毎日の作業に使用する器具・機材の衛生管理に心がけることが大切となります。
 出荷サイズに達した養殖魚は、注文(売買契約)に基づき納入されますが、直接配送されるとこを含め、様々な方法で消費者に届けられます。出荷先も漁協等の集荷業者、加工業者、市場、消費者と様々な流通段階に出荷されます。養殖魚は需要に応じて、活魚、活け〆、鮮魚として出荷されます。養殖業者が養殖魚の衛生安全について責任を負う作業範囲も契約内容により異なります。一般的には、生け簀から取り上げて梱包し、輸送手段としての保冷車等に積載するまでが、養殖業者が衛生安全について責任を負う範囲です。
◆記録様式の一例(水産用医薬品に関する記録)
養殖魚を生産する工程における危害要因発生防止のための飼育管理が必要です。

(社団法人 大日本水産会 パンフレットより)

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