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【水産用医薬品について】
水産用医薬品とは
  承認制度について
  使用基準・規制について
  使用現状について
 「養殖魚が病気になったらどうするの?」
 「病気にならないようにどんな対策をしているの?」

 このページでは、養殖魚が健康に育つために必要な『水産用医薬品』についてご説明します。  
  
水産用医薬品とは ―水産動物の病気の治療や予防に使用される医薬品
 私たち人間は病気にかかった時には薬を飲み、また予防のためにワクチンを注射していますが、養殖ブリ(ハマチ)や養殖マダイなどの水産動物も私たちと同じように病気にかかった際には薬による治療、若しくはその予防のためにワクチンを打つことが必要となります。このように水産動物の病気の治療や予防に使用される医薬品を総称として水産用医薬品と呼びます。
 水産用医薬品には、細菌感染症に効果のある細菌性物質(抗生物質等)、寄生虫感染症に効果のある駆虫剤病気の予防に効果のあるワクチンなどがあります。これら水産用医薬品は私たち人間が使用している医薬品と同じように「薬事法」に基づいた厳格な承認制度により、その製造から使用方法(対象魚種や対象の病気、出荷前の使用禁止期間等)までがきちんと定められています。

◎水産用医薬品の種類

(1) 抗菌性物質
   ア.抗生物質(塩酸オキシテトラサイクリン、アンピシリンetc.)
   イ.サルファ剤(スルファジメトキシン、スルファモノメトキシンetc.)
   ウ.フラン剤(ニフルスチレン酸)
   エ.その他の合成抗菌剤(オキソリン酸etc.)
(2) 駆虫剤(プラジクアンテル、過酸化水素etc.)
(3) 麻酔剤(オイゲノール)
(4) 消毒剤(ポビドンヨード)
(5) ビタミン剤等(胆汁末、グルタチオンetc.)
(6) 生物学的製剤(ワクチン)

◇水産(海産魚)用ワクチンとは

 水産用ワクチンは、病気を起こすウイルスや細菌などの微生物から作られた病気を予防するための水産用医薬品です。経口投与又は注射をすることにより、水産動物の体内に免疫をつくり、水産動物が感染症などの病気にかかるのを前もって防ぎます。
 水産用ワクチンは水産用医薬品の一種であり、薬事法に基づいた厳格な承認制度により、その品質、有効性及び残留等の心配もないことから安全性が保証されています。
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【一口メモ】ワクチンと抗菌性物質(抗生物質、合成抗菌剤)の違いについて
 ワクチンと抗菌性物質の最大の違いは、ワクチンの使用目的が予防であるのに対して、抗菌性物質の使用目的は治療であることです。つまり、ワクチンは免疫を利用して魚の抵抗力をあらかじめ向上させることにより病原菌から体を守ることです。

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