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DHAに『キレル』抑制効果か?
◆◆ 5月の国際脂質学会で発表 ◆◆
富山医科薬科大が研究
 
 魚に多く含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)に、子供の攻撃性、いわゆる「キレル」抑制効果があるのではないかー。こんな研究結果が、5月7日〜11日にカナダ・モントリオールである国際脂質学会で発表される。
 発表するのは、富山医科薬科大学の研究チーム。3月1日に東京水産大学であった大日本水産会おさかな普及学術諮問会議で同大大学院の糸村美保さんが「DHA強化食品と小学生の行動」に関する研究を中間報告し、明らかにした。
 研究は小学生に3ヶ月間、DHAが入っているおやつやソーセージなどを与えることで、行動、心理、視力によい影響を与えることができるかを科学的に検討。昨年11月〜今年1月にかけ、魚の摂取量が多い場所、少ないと思われる場所から金沢、福山、犬山、関市の小学生179人に参加してもらった。
 開始前に実施した怒り、敵意、攻撃性を調べる心理テストで、赤血球中の植物油、肉類に多く含まれるリノール酸、DHA、EPA(エイコサペンタエン酸)の脂肪酸との相関関係を調べた。赤血球中にDHA、EPAが多い小学生ほど攻撃的でないことを示唆するデータが出たという。
 DHAの効果をさらに確認しようと、3ヶ月間の相関関係を検討。今月中にデータ解析を終え、調査結果をまとめる。

(2002.3.5 みなと新聞)

【2002/7/8追加情報】
 DHA、EPA精神疾患にも影響/医学の新しい切り口に。
 水産物に多く含まれるDHA、EPAが敵意性を抑制するなど情動だけでなく、精神疾患にも影響することが分かってきた。ほとんどの疾患に脂肪酸栄養がかかわることが分かり、医学の全く新しい切り口である可能性が出てきた。(抜粋:詳しくはHotNewsをご覧下さい。)

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