戻る トップページへ戻る

母親が子供に食べさせたい食材は・・・「魚介類」が77%
味の素が生活態度調査
「キレやすい」半数の教員実感
 

味の素が行った「最近の子どもの生活態度」に関する調査で「母親が食べさせたい食材」として魚介類が77%に上ったことが分かった。トップの緑黄色野菜(84%)に次ぐ2位。脳の発育に必要なDHAを含む魚介類の必要性は高く認識されていることが示されている。

調査結果を受けて、子供の脳の発育に詳しい小児科専門医の成田奈緒子氏は、「最近は発育のバランスが悪い子供が増えており、子供の脳(本能)の育ちに課題があるといわれている。これを防ぐためには適度の刺激と必要な栄養素を取り、脳の土台を最初にしっかり育てることが大切。特に脳の発達を促すDHAの接種が必要と考えられている。

一人一日当たり魚介類摂取量が年々減少する中、DHA摂取も減少し、日本の子供は一日当たり100ミリグラム足りないといわれている。3度の食事のほかおやつも含めた栄養摂取の意識を持つことが重要」と話している。 また、同調査では、教員に対しても調査を実施。最近の子どもについて「キレやすい」など、心身の発育バランスの悪さに不安を感じている教員が5割以上に上ることも分かった。 以前の児童と比べて、ここ数年の子供たちの心理や精神状態が「安定しているとは思わない」とした教員も52.5%に上った。

心身の発育バランスの悪さは具体的には「キレやすい・グズリやすい」(40.5%)、「噛(か)みつく、たたく」(35%)、「顔から転ぶことがある」(28.5%)と深刻な状態が浮き彫りになった。

精神面では「落ち着きがない」「必要なときに感情を抑えられない」「噛みつく・たたくなど暴力的な振る舞いが多い」といった回答が約4割に達した。

運動能力については実に約8割が「十分に発達していない」と回答し、「予想外の部位にけがや骨折する」も3割を超えた。

母親向けの調査では、子供の就寝時間が決まっておらず、「朝も決まった時間に起こさないと起きない」が55%を占めた。「朝食を食べるように言わないと食べない」は28%で、就寝・起床・食事に至るまで、あらゆる生活面で母親が手を掛けている実態が明らかとなった。

この調査は、今年6月初旬に、全国の3歳保育園児から小学校3年生までの子供をもつ母親と担任教員各200人に対して実施した。

2014/10/01 水産経済新聞


戻る トップページへ戻る