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長崎健康ハマチデビュー
−見た目・味・安全性の三重丸−
◆◆ 薬品控え発酵えさで養殖 ◆◆
 

 長崎漁港水産加工団地協同組合(長崎市三京町、柏木哲理事長)は、発酵させた魚粉えさで養殖したハマチを「長崎健康ハマチ」ブランドで売り出した。
 発酵えさは魚市場や水産加工場、小売店などから出る魚介類の残りを加熱殺菌した後、発酵菌や米ぬかなどを加え発酵させて作る。これで育てた魚は免疫力に優れ、無投薬でも生存率が高く、うまみ成分も増すという。
 長崎健康ハマチは五島若松町の養殖業者が生産。天然物の魚体側面に見られる「黄色い帯」も現れている。昨年12月から名古屋市のスーパーなどに販売、「日もちがいい」など高い評価を得ているという。

 同組合は1991年、魚介類の残りなどを飼料やえさに加工するミール工場を建設。93年から長崎大水産学部や県工業技術センター、長崎市水産センターと共同でえさの改善研究を進め、99年に専用の発酵プラントを設けた。

 発酵えさは配合飼料としても販売。今後、発酵プラントを増設し、ハマチ以外も含め県内養殖魚の4分の1程度を発酵えさで生産する態勢づくりを目指す考え。
 長崎市内で2月5日開いた「長崎健康ハマチ」の試食会には漁協、卸業者ら約120人が参加。柏木理事長は「見た目、おいしさ、安全性でも胸を張れる魚ができる。行政や水産業界と協力し長崎、九州を代表するブランド魚に育てたい」と意欲を示した。試食した参加者の評判もよかった。

(2002.2.6 長崎新聞)


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