戻る トップページへ戻る

イリド、連鎖の混合ワクチン申請
◆◆ 注射式ワクチン開発に弾み ◆◆
 
▲写真(参考):注射式のワクチン接種風景。
▲写真(参考):注射式のワクチン接種風景。
    (財)阪大微生物病研究会が1月に、海面養殖魚の代表的な疾病であるイリドウイルス感染症と連鎖球菌症を予防する混合不活性化ワクチンの製造申請を農水省に行ったことが2月18日までに分かった。

 注射式で、適用魚種はブリ、カンパチ、ヒラマサのブリ属となる。イリド、連鎖の混合ワクチンは、養殖現場の実情に沿った生産者待望のものといえ、早期の販売が期待される。正確な量を接種できる注射式ワクチンの開発、普及にも弾みがつきそうだ。今度は国の承認後、自家検定と国家検定を経て、市販用の生産が開始されることになる。

 阪大微研観音寺研究所技術部技術改良グループの真鍋貞夫課長は「今シーズンは間に合わないが、来シーズンは生産者に届くようにしたい」と早期承認を期待する。また、「現在、マダイ、ブリに使用されているイリド活性化ワクチン『ビケン』(注射式、販売は田辺製薬)をシマアジに適用できるよう申請しており、何とか今シーズンに間に合わせたい。(2種同時の申請はできないため)シマアジ向けが承認され次第、カンパチ用の申請を予定している」と話している。

(2002.2.19 みなと新聞)


戻る トップページへ戻る