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カードゲーム「ぎょショック」
遊びながら水産学ぶ
地球温暖化や魚離れなども
愛媛県愛南町、 愛媛大など作成
 
 愛媛県・愛南町、 愛媛大学などはこのほど、 子供たちが日常の遊びから地元の水産物や旬、 料理、 水産業を取り巻く環境などを総合的に学べるツールであるカードゲーム 「ぎょショック」 を作成した。

 このゲームは愛南町、 愛南漁協などが協力し、 愛媛大 「ぎょしょく教育」 研究推進プロジェクトチームが制作。 愛南町で水揚げの多い 「魚カード」 16枚をベースに、 技カードとして、 代表的な魚の 「料理カード」、 食事バランスガイドなどを示した 「守りカード」、 地球温暖化や魚離れといった社会問題を示した 「ショックカード」 など合計36枚のカードが用意されている。
 「ぎょショック」 の掛け声でカードを提出し、 春夏秋冬4パターンの合計で勝負する。
 子供たちは魚介類の旬や調理方法などを自然に組み合わせ、 遊びながら魚のことを学ぶことになる。

 愛南町のぎょしょく普及推進協議会では、 講義形式の授業や鮮魚店での体験学習などを実施しており、 「地域に根ざした食育コンクール2006」 で優秀賞を受賞。 食育分野では高い評価を受けている。 「ぎょしょく」 とひらがなで表記するのも、 「魚食」 だけでなく、 直接触れ合う 「魚触」、 属種の意味合いをもつ 「魚色」、 生産・流通現場を表す 「魚職・魚殖」、 水産業関連組織である 「魚織」、 植林活動などの 「魚植」 を総合的に勘案してのものだ。

 愛南町の水産課産業振興室の兵頭重徳係長は 「まずは地元に定着させ、 そのうえで他地域へ波及すればよいと思う。 最終的に愛南町の素晴らしい水産物の販売促進につながることになれば」 と、 食育と産業の両面での効果に期待を寄せている。

(2007. 2.26 水産経済新聞)
  

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