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水産物の価格構成
小売価格は生産者価格の4倍
08年食品流通段階別水産価格形成調査
 
 農林水産省が3月25日に公表した2008年食品流通段階別水産価格形成調査で、小売価格に占める生産者の受け取り価格は24.7%にとどまることが明らかになった。
 流通段階別経費でもっとも大きいのは小売り経費で、小売り価格を100とした場合の割合は38.5%。
次に産地出荷経費24.2%、仲卸経費8.6%、卸売経費3%、産地卸売経費1%と続き、生産者の受取額が275円に対し、小売り経費は429円と生産者受取額の1.6倍となっている。
  
 段階別の水産10品のキロ平均販売価格は、産地卸売業者286円→産地出荷業者589円→仲卸業者685円→小売価格1,113円となる。
 流通段階別の利益率は、産地卸業者、産地出荷業者、仲卸業者がそろってゼロ%。
小売業者の営業利益は3.6%しか確保していない。
また、経費に占める人件費の割合は、産地卸売業者、仲卸業者、小売業者ともほぼ50%。
産地出荷業者は、人件費が23%と他に比べ少ないが、運送などの経費に55%がかかっている。
 各段階の主要魚種別のキロ価格は、メバチマグロが産地卸売業者890円→産地出荷業者1,534円→仲卸業者1,786円→小売価格2,927円。
マダイは産地卸売業者881円→産地出荷業者1,146円→仲卸業者1,359円→小売価格2,166円。
 昨年漁獲量の増えたサンマは、産地卸売業者99円→産地出荷業者314円→仲卸業者379円→小売価格602円。

2009.3.26みなと新聞

  

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