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PTSD予防も=オメガ3系脂肪酸=
オメガ3系脂肪酸は青魚等に多く含まれる物質
サンマ、サバ、アジなどの青魚に多く含まれ、マグロのトロ、イカにも。
“摂取は子どもの知能発達にも良い影響”
 
  国立病院機構災害医療センターの西大輔精神科科長は26日、DHA・EPA協議会と日本水産油脂協会が開いた第13回公開講演会でオメガ3系脂肪酸が敵意性を減少する効果があるとし、心的外傷後ストレス障害(PTSD)予防効果も示唆した。
  講演会のテーマは「人の一生における脳・神経機能とオメガー3」。西科長は、“オメガ3系脂肪酸による心的外傷後ストレス障害予防の試み”と題して講演し、「オメガ3系脂肪酸はサンマ、サバ、アジなどの青魚に多く含まれる。ほかにもマグロのトロ、イカにも多い」と説明。非喫煙学生41人を対象にDHAが敵意性にどのような効果を与えるのか調査した既存の研究成果(投与3ヶ月後の検査では、DHA投与群は敵意性が低下した)を紹介し、国立精神・神経医療センターの松岡豊室長との共同で行うPTSD予防にも効果があることを示唆した。   
講演を熱心に聞く参加者
講演を熱心に聞く参加者

  講演会ではこのほか、静岡県立大学食品栄養科学部栄養化学研究室の横越英彦教授が“食品成分と脳神経機能〜動物実験からヒトボランティア試験まで〜”をテーマに講演。
  また、順天堂大学医学部小児科・思春期科学教室の清水俊明教授は“乳幼児期の脳・神経機能の発達とオメガー3脂肪酸の関わり”をテーマに講演。清水教授は「DHA摂取は子どもの知能発達に良い影響を与える」と強調した。妊娠中、授乳中の母親が魚を摂取することも幼児の知能発達を促進すると指摘。DHAが含まれるオメガー3脂肪酸の摂取を推奨した。
2011/10/31 みなと新聞
  
  

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