戻る トップページへ戻る

ファミマ×イズミヤ 大阪市に1号店オープン
刺身、にぎり寿司 高鮮度
 

【大阪】コンビニ(CVS)と商品スーパー(SM)を融合させた「ファミリーマート×イズミヤ」の1号店「寺田町東店」が29日、大阪市生野区のJR寺田町駅近隣にオープンした。コンビニの便利さと食品スーパーの「鮮度」を併せ持つという触れ込み通り、高鮮度のにぎり寿司や刺身が店頭に並んだ。

  

同店は1階が売り場、2階がイートインスペースとなっており、売り場面積400平方メートル(約121坪)。標準的な「ファミリーマート」の150平方メートルに比べ、2.7倍のスペースがある。水産や惣菜の製造などを行うバックヤードはない。

営業時間は24時間。さまざまな仮説・検証のベースとなる日商は「100坪当たり100万円」(仲西清イズミヤ取締役上席執行委員)を想定しているという。 商品数は約5000アイテムで、CVS商品とSM商品の構成比は6対4。同店は実験店のため、この比率は今後変わる可能性がある。生鮮品は水産と畜産が各30アイテム、農産80アイテム、惣菜が150アイテム。イズミヤが販売するPB「スタイルワン」はなかったが、「ファミリマートコレクション」ブランドの惣菜はあった。

惣菜コーナーはファミリーマートのおにぎりや弁当に加え、イズミヤの惣菜を陳列。うち、イズミヤの寿司は同社グループで惣菜製造を手がけるデリカ・アイフーズが近隣の花園店で作り、納品している。初日の店頭売価は「まぐろにぎり」と「サーモンにぎり」が各3カンで約198円。

水産売り場は養殖ブリの生切り身、刺身盛り合わせ、養殖ブリの刺身単品などがあり、いずれもイズミヤ花園店で製造している。生マグロの切り落としはメーカーパックだった。

   高鮮度な刺身盛り合わせを販売
高鮮度な刺身盛り合わせを販売

同社は来年春、大阪市の南港に畜産・水産のプロセスセンターが稼働する予定で、同センター活用も視野に入れる。今後は来年中にファミリーマート×イズミヤをもう1店出し、2店でさまざまな検証・実験を行う方針。イズミヤは食品スーパーにするには狭すぎる100坪前後の土地を有効活用し、ファミリーマートとのフランチャイズ契約によってスピード感を持って事業展開を図りたい考えだ。

ファミリーマートには総合商社・伊藤忠商事が31%、イズミヤには伊藤忠商事グループから5%出資しているが、今回の提携(新業態開発)は双方の事業上のメリットが一致した結果という。

2013/10/30みなと新聞

   ブリやタラの生切り身、活アサリ、カツオのタタキなどが並ぶ水産売り場
ブリやタラの生切り身、活アサリ、カツオのタタキなどが並ぶ水産売り場

戻る トップページへ戻る