戻る トップページへ戻る

リサイクル飼料でマダイ養殖
飼育試験で有用確認
市場出荷に意欲
 
 鳥羽市の旅館「戸田家」で、リサイクル飼料で育てた養殖マダイの試食会があった。県科学技術振興センター(尾鷲市)との共同研究事業。戸田家では「将来的には養殖業者への委託も視野に入れ、鳥羽の対として市場に提供できれば」と話している。

 飼料は、旅館の調理で残った魚のアラや伊勢エビの殻などを細かく破砕したもので、リサイクルシステムを導入している戸田家が提供。同センターのいけすを使ってマダイに摂取させた。  飼育試験では通常の餌であるイワシと、イワシのリサイクル飼料を約0%配合したものをそれぞれマダイに食べさせ、一年間の飼育結果を比較。同センターによると、タンパク質や脂質含有も同等で、マダイの成長や健康にも問題はなく、飼料として有用であることが確認されたという。

 試食会では養殖マダイの刺し身、汁物、手こね風すしなどが出された。同センターでは地域リサイクルの一環として三年前から、ホテルや旅館の調理で残った魚の骨やエビの殻などを、養殖漁業用の飼料として実用化に向け研究。独自のシステムを持つ戸田家と共同で取り組んでいる。

(2006.3.28 中日新聞)
  

  
  

戻る トップページへ戻る