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子どもの魚離れがもたらす影響/子どもの食をめぐる環境の変化
なぜ魚離れが加速するのか(2)
〜水産白書〜
 
  子どもの食をめぐる現状についてみてみます。

(塾や習い事で忙しい子ども)
  19年において子どもが塾に通う割合は、小学校6年生で37.8%となっています。5年と比較して、6年生を除く学年で通塾率が増加しています。
  また、塾や習い事に通う子どもの帰宅時間は、午後7時までに帰宅するという回答が44.4%と多数を占めているものの、午後9時以降の帰宅も27.6%と、3割弱の子どもが夜遅く帰宅していることが分かります。

  


(増える孤食)
  仕事が忙しいために長時間労働となったり、塾や習い事をする子どもが増えていることから、家族とともに食事をする機会が減少しています。夕食を誰と一緒にとるか聞いた調査の結果をみると、子どもだけ若しくは一人で食べる「孤食」の割合が増加しています。


  
  家族と一緒にとる食事は、家族団らんの場であり、子どもが規則的でバランスの良い食事をとる習慣や食事のマナーといった基礎的な食習慣を身に付ける貴重な時間です。以前は大家族の家族構成に応じて多様な料理・味覚を味わう機会がありました。また、食べものの好き嫌いはその食品自体の好き嫌いだけではなく、食べる環境によっても味の感じ方が異なり、その影響を受けることがあります。「食べず嫌い」の場合、家族の他の者が新鮮な水産物をおいしそうに食べている様子を見て、食べられるようになるケースもあります。しかし、核家族化・少子化が進み、家族が一緒にゆっくり食事をとる機会が減少した現在の食卓においては、簡便に調理が可能で子どもが好む肉料理を調理・食する機会が増加していると考えられます。



水産庁:平成20年度水産白書より

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