戻る トップページへ戻る

「たべる、たいせつ つくる、たいせつ」フェスティバル出展!
=コープかながわ主催の食育イベントで養殖魚PR=
養殖魚の正しい情報を消費者へ
子供達に養殖魚への親しみを!
 
  (社)全国海水養魚協会は、去る4月25日(土)〜26日(日)の2日間、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)において、コープかながわが初めて主催した「たべる、たいせつ つくる、たいせつ」フェスティバルに参加し、“養殖魚の正しい情報を消費者へ伝える”“子供達に養殖魚に親しみを持って貰う”ための養殖展示を行いました。
   展示会場には合計102のブースが設置され、生産者団体や食品関連企業等が水産、農産、畜産食品の試食や販売、PRを行うとともに、行政、学校等が食に関する独自の取り組みを展示・紹介しました。また、会場に設営された特設ステージでは、生産者によるトークショー、パネルディスカッション、子どもたちを対象にしたクイズ大会、お楽しみ抽選会等のステージイベントも行われました。大会当日の初日はあいにくの雨模様だったものの、最終日には爽やかな天候に恵まれ、2日間の来場者は合計で15,852人にもなり、大勢の家族連れや学生さんたちで賑わいました。
   
  全海水の展示ブースでは、“養殖稚魚の展示水槽”を中心にして、“成魚や加工品”“飼料(DPとマッシュ)”といった現物を展示しました。また、“魚類養殖業を分かりやすく紹介したパネル”をブース全体に広げて展示した他、“絵で見る養殖業”をはじめ“養殖魚を用いた料理レシピ”等の配布を行いました。
養殖魚の稚魚の水槽を見つめる子どもたち
養殖魚の稚魚の水槽を見つめる子どもたち
     ブースの入り口に設置した養殖魚の稚魚(マダイ・ヒラメ・トラフグ)が入った水槽は特に大人気で、来場者の興味関心の的。子供から大人までが、足を止めて水槽の稚魚に見入っていました。水槽をのぞき込んだ来場者からは、「小さくてかわいい!」「家に持って帰って飼いたい!」等の感想や「この魚はなに?」「生まれてからどのくらい経ってるの?」「何を食べているの?」「ヒラメとカレイはどこが違うの?」などの質問があり、事務局担当者は丁寧に説明を行いました。また、黒と白の2色の砂を敷き区切った水槽では、黒い砂の方にいたヒラメが保護色になって砂に隠れているのに気づかず、発見した途端に驚いた様子を示す人が多く、探し当てて教え合う親子連れもいました。
   
  ブースには、様々なサイズのDPやマッシュなど9種類の“養殖魚のエサ”を展示しました。エサは、来場者が自由に手にとって感触や臭いを確かめる事ができる容器に入れ、それぞれの成分表も添えました。養殖用のエサを見るのは初めてという人が大半を占め、臭いを確かめたり、実際に手に取ってじっくりと観察したりと興味津々の様子。中には「稚魚にエサをあげてみたい!」という声もあがり、少量を手に取ってエサを与える体験をしたお子さんもいました。また、「エサは何から出来ているんですか?」「毎日与えているの?」「毎回決まった量を与えているの?」などの質問があり、説明を聞いた来場者からは、「魚の成長段階に合わせて、サイズや成分の違うエサを使い分けているんですね」「魚を毎日観察していなければならず、大変な作業なんだね」など、養殖業者が手間ひまをかける給餌作業に対し、労をねぎらう意見を聞くことができました。
  一方、大きな冷蔵オープンショーケースも置き、“5.5kgのブリや4kgのカンパチ、1.5kgのマダイ、1kgのヒラメのラウンドをはじめ、ブリやマダイの加工品”を展示しました。普段の生活ではなかなか見ることのない大きなラウンド魚や、多種多様な加工品を目にし、「目が輝いていて新鮮だね」「丸々としていておいしそう」「この魚は何?」「大きい!これでどのぐらいの重さなの?」「大体いくらぐらいで売っているの?」「ブリとカンパチって同じ魚だったかな?」「ブリって出世魚だよね?どんな風に名前が変わっていくんだったっけ?」「味付けされた加工品はすぐに食べられるし便利でいいね」「たくさんの種類があっておいしそうだね」「加工品はどこで売っているの?」「このアラ煮はいくらぐらい?」といった質問や感想が数多く出されました。
   冷蔵ケースをのぞき込んだ子供達は、ちょうど目の高さに置かれたラウンド魚を見て、「でっかいね!ピカピカしてる!」と言いながら両手でさわって持ち上げようとする子や、「生きてないんだよね?暴れないよね?」と何度も繰り返し聞きながら、恐がった様子で指先を伸ばしてつつく子もいた。日頃の生活の中ではなかなか出会うことのない養殖魚を肌で感じていた様子でした。また大人の方も、「最近は刺身や切り身でしかなかなか魚を見られなくなってしまったからね〜」と、久しぶりに大きなラウンド魚を見る事ができる、貴重な機会にして頂けたようです。
養殖魚のエサの実物の展示
養殖魚のエサの実物の展示

養殖魚の実物も展示されました!
養殖魚の実物も展示されました!
     ブースを訪れた来場者には、『“水槽のマダイやヒラメの稚魚”に“展示しているようなエサ”を与えて、大切に愛情を込めて育てると1年半〜2年半で“冷蔵ケースに並んでいる約1〜2kgのマダイやヒラメ”に成長するんです』等の説明を積極的に行いました。
   すると来場者からは「2年でこんなに大きくなるの!?」といった意見が多く、「生簀は相当大きいんでしょうね」「天然物とはどこで見分けるの?」「薬は使っているの?安全なの?」「薬やワクチンは魚の体に残らないの?」「生産者はどの成長段階に一番気を遣うの?」「生産者さんは大変ですね」等といった質問や感想が次々と出されました。中には養殖漁場の視察経験がある来場者も訪れ、「養殖魚が安全でおいしいということに気づき、それ以来好んで食べるようになりました」という嬉しい言葉を頂くことが出来ました。
   
  その他ブース内の壁全体に養殖魚を紹介したパネルを展示するとともに、全海水や各地の生産者等が作製したパンフレットやレシピの配布を行いました。展示物や事務局担当者との対話を通して興味や関心を持った下さった来場者は、パンフレットやレシピを手にし「家に帰ってじっくり読んでみます!」「今日の夕食はこれを作ってみます!」と楽しそう。
   全海水のブースには、老若男女、一般消費者をはじめ、学校給食を扱う栄養士・調理師など幅広い方々が来場し、「養殖魚」への関心と正しい理解を深めてもらう良い機会を提供できたと思います。

戻る トップページへ戻る