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いよぎん地域経済研究センターが消費動向調査
魚の消費に関するネットアンケート結果公表
魚「好き」が95%
マダイの好みは「西高東低」がくっきり
 
  愛媛県・伊予銀行の関連会社である「いよぎん地域経済研究センター」は、3月に魚の消費に関するインターネットアンケート調査を実施し、結果を公表した。
  調査は魚類に加え、愛媛県で生産が盛んな養殖マダイ・ハマチの消費者意識を調べたもの。北海道から沖縄まで2614人から回答を得て、魚の好き嫌いは「好き」「どちらかというと好き」という回答が全年齢層の支持を集め、95.6%と大多数を占めた。
     魚に対するイメージでは「美味しい」「健康によい」というプラスイメージへの回答が多かった半面、安全性については24.1%が否定的なイメージをもっていた。
  ほかにも「調理しにくい」「食べにくい」「値段が高い」という声が多く、消費者向けに魚のおいしさ、養殖魚の安全性のPR、加工・調理済み商品のラインアップ強化などの検討が必要と結論付けている。
  魚を選ぶ基準では「鮮度」が94.0%と圧倒的多数で「味」(92.0%)、「値段」(86.7%)、「魚種」(79.9%)と続く。「国産か外国産か」では48.4%の支持にとどまり、半数以上が国産へのこだわりがないという結果も出ている。
  また、同県の南予地区で主に生産され全国トップシェアの養殖マダイの認知度は、「愛媛県の生産量が1位」と正しく認識しているのは43.6%、同2位の養殖ブリ類では19.5%の正答率にとどまった。とはいえ、養殖マダイ・ブリ類の認知度は比較的高く、生産シェアを強みにPR活動により消費拡大が期待できるとした。

     好んで食べる魚では、全国ではマグロとサケがほぼ半数で1位と2位、以下サンマ、アジ、サバの順となった。マダイを好む割合は四国で約3割、九州・沖縄、近畿でも25%以上だったが、東日本では1割前後と低水準。マダイは「西高東低」という従来の概念がそのまま結果として表れた。ブリ・ハマチは西日本で広く人気が高かったが、マダイに比べると広い地域で好まれる傾向となった。
2010年5月12日  水産経済新聞

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