戻る トップページへ戻る

高槻市で「養殖魚についての勉強会」開催
高槻市消費者団体連絡会主催
「養殖魚についての勉強会」
40代から80代まで約30名の消費者が参加
 
  6月16日、(社)全海水は、大阪府高槻市消費者団体連絡会主催の「養殖魚についての勉強会」に講師として招かれ、40歳代から80歳代までの約30名の参加者を前に、講演を行いました。
   はじめに、養殖業を紹介したDVD『ウォールドくんの養しょく業ってなんだろう!?』を上映したあと、プロジェクターを使って表やグラフ、写真などを示しながら、養殖魚の種類や、稚魚(養殖魚の赤ちゃん)の導入から出荷までの流れ、さらに魚の養殖を含む日本の水産業の現状等について説明を行いました。その後設けた質疑応答の時間では、参加者から熱心な質問が相次ぎ、養殖魚(業)に対する高い関心が伺われました。
  以下に当日の質疑応答の一部を、一問一答形式で掲載します。

   Q.病気の魚はどうやって見分けるのか?
A.エサの食べ具合や泳ぎ方などを見て判断します。少しでもおかしいと感じたら水産試験場など、魚の病気の専門家に診断をしてもらい、対応を指示してもらいます。

Q.魚には旬があると思うが、養殖の魚にも旬があるのか?
A.天然とは違って養殖魚は人の手で管理しながら、エサ等で身質を調整できるため、年間を通じてある程度の範囲で安定した身質の魚をつくることが出来ます。ブリの場合、夏場は養殖ものが天然ものの4倍以上の価格で取り引きされることもあるなど、年間トータルでは養殖ものの方が高値で取り引きされています。ちなみに、農水省による統計によると、ブリの年間の平均価格は、天然ものが367円/kgであるのに対し、養殖ものは748円/kg(平成20年度)と、トータルでは養殖の方が高値で取り引きされています。

Q.おいしい魚を食べるには、どういう魚を買えばいいのか?
A.魚は空気に触れれば酸化して鮮度が落ちていきます。つまり、加工すればするほど味が落ちてしまうのです。ですから、おいしい魚を食べる為には出来るだけ加工度の低いサクなどで購入することをお勧めします。皮があるものと無いものでも味は違ってきます。また、おいしい魚を売っているお店を見つける事も大事だと思います。

Q. 輸入稚魚を導入した場合、産地表示はどうなるのか?
A.産地表示は、JAS法で飼育期間が長い場所を表示すると決められています。輸入稚魚の代表格であるカンパチの場合、海外で飼育されているのはおおむね3ヶ月程度で、その後、国内で1年以上飼育されていますから、表示は国産になります。

Q.イケスの編み目は魚が逃げないよう小さくしているのか?
A.魚の成長に合わせて大きな編み目のものと交換します。編み目が大きい方が、イケスの中の水が変わりやすく、より良い環境で育てることが出来ますので。

  

戻る トップページへ戻る