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(社)全海水、 農水省主催『子ども霞が関見学デー』で養殖魚をPR
おいしい養殖魚をもっと知ってもらいたい!
夏休みの霞ヶ関
=3,025名の親子連れで賑わう=
 
  去る8月18日(水)〜19日(木)の2日間、(社)全国海水養魚協会は農林水産省主催の『子ども霞が関見学デー』に出展し、主に夏休み期間中の小学生を対象にした養殖魚のPR展示を行いました。「養殖業って?」「育て方は?」「どんな魚が養殖されているの?」こうしたことを子どもたちに正しく伝え、理解してもらうことを目的に毎年行っている8月恒例のイベントです。今年も大勢の親子連れが会場を訪れ、延べ3,025名の来場者で賑わいました。
ブリって大きい!
ブリって大きい!
     この日の展示物は、養殖成魚(ブリ・マダイ・ヒラメ)、養殖稚魚(マダイ・トラフグ・ヒラメ・イサキ・クロダイ)、養殖魚のエサ14種(ブリ、マダイ用のDP、EP、マッシュ)、トラフグの歯、ワクチン接種器などの実物展示の他、魚が育つ環境を想像してもらいやすいようにと生簀模型を準備しました。その他、養殖業を説明したポスターや各県の販促ポスターの展示、DVDの放映、各種料理レシピやパンフレットの配布、また、抽選で養殖魚が当たるアンケートも実施しました。
  会場で子どもたちの人気を特に集めたのは、ブリ、マダイ、ヒラメの成魚でした。ほとんどの子どもたちは、魚を見た瞬間に「大きい!」「光っててきれい!」と驚いた様子で、「触ってもいい?」と尋ねると、思い思いに自分の手で魚を体感していました。中にはブリの尾を掴み、大胆に持ち上げた様子を写真に撮る親子連れの姿も。口の中をのぞき込んだり、3魚種で鱗の違いを確かめたりと目の前の養殖魚に興味津々の様子でした。
  中には「どこで釣って来た魚なの?」と質問する子どもも。まだ“養殖”と“天然”について特別に意識する機会の少ない子供たちに少しでも養殖魚について正しい情報を伝えるため、ここはしっかりと「養殖魚とはどんな魚か」を伝えなければならない場面です。
  「人の手で大事に育てられた魚であること」「エサはこんな物を食べていること」「広い生簀の中でゆったりと育てられていること」「人間と同じように病気の予防もしていること」等、伝えたいことはたくさんあります。成魚の周囲に配置した他の展示物を指し示しながら、“養殖魚”について子供たちに正しく理解してもらえるようアピールしました。
たくさんのご来場を頂きました。
たくさんのご来場を頂きました。

何の稚魚だかわかるかな?
何の稚魚だかわかるかな?
     また、稚魚の入った水槽も好評でした。子どもから大人までが、足を止めて水槽の稚魚に見入っていました。水槽の中のマダイやヒラメの稚魚は、すでに成魚と同じような形をしており、成魚と見比べながら稚魚の名前を言い当てる子どもたち。隣に置いたエサを少し手に取り、エサを与える子どもの姿もありました。「成魚に育つまで2〜3年」ということを伝えると、成長の早さに驚く様子の子どもたちがほとんどでした。
  その他、会場の一角では当協会作成の小学生向けDVD「養しょく業って何だろう?」を放映。本編中の養殖に関するクイズに答えるなど、テレビ画面に注目する子どもたちも見られ、映像で養殖魚が育つ環境や、育て方を知ってもらうことができたと思います。

  一方で保護者と話をする場面では、養殖魚の安全性やPRの方法についていくつかご意見を頂きました。「養殖魚はどのように育てられたかが不透明。エサや薬は安全なのか気になっていました。この場に来て安心・納得することもありましたが、もっと普段の生活の中で目に見える形で、わかりやすくアピールして欲しいです」「スーパーの売り場を見ると、養殖魚は肉や野菜に比べて産地の姿が見えづらい。天然魚と同じレベルの情報しかなければ、どうしても天然をえらんでしまう」など、消費者への情報提供を求める声をたくさんお寄せ頂きました。寄せられたご意見は今後の広報活動に活かして参ります。
  子どもたちだけでなく、保護者(大人)にとってもなかなか現場が見えづらいとされる養殖業ですが、イベントを通し、実物、写真・映像等を織り交ぜながら養殖魚についての情報を来場者に伝えることができました。

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