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魚介類年間購入金額、8万円台を辛うじて維持
総務省の行った平成22年家計調査結果
前年同期に比べ4.3%の減
12月単月ではタラコ、ブリなど伸びる
 
  総務省が発表した平成22年家計調査報告(2人以上の世帯、農林漁家世帯を除く)によると、昨年1年間の一世帯当たり主要魚介類購入金額は8万1716円で、前年同期に比べ4.3%減少した。 9万円割れは3年連続で、8万円台を辛うじて維持した。ウナギ蒲焼など一部の魚種・品目を除き、軒並み前年比減となったため。ただ、12月単月でみると、マグロやタラコなど金額、量ともに増加となったものもあった。
     「魚介類」の中の「生鮮魚介」の金額は4.8%減の4万7606円と、初めて5万円を割り込んだ。購入量も6.7%減の3万3520グラム(約33.5キロ)となっている。 生鮮魚介の中の「鮮魚」は金額で5.3%減の4万2937円、購入量も7.2%減の3万84グラム(約30キロ)と、ともに前年を下回った。鮮魚を魚種別にみると、金額・購入量ともに上回ったのはイワシとカツオ。一方、サンマやタイは金額・購入量ともに2ケタの大幅減だった。
  「塩干魚介」は金額が4.4%減の1万5103円、購入量も0.8%減の9289?グラム(約9.3キロ)と前年割れ。品目別では、塩サケとタラコは金額では下回ったが購入量では上回った。 「魚肉ねり製品」は金額で3.4%減の8941円となり、3年ぶりに9000円割れ。「他の魚介加工品」は2.7%減の1万66円と伸び悩んだ。「乾物・海藻」は3.3%減の9021円。 「調理食品」は1.4%増の10万26円と、3年ぶりに10万円台に乗せた。冷凍調理食品の好調に加え、ウナギの蒲焼も8.8%増と大幅増とした。「外食」のうち、寿司は4.0%減の1万3498円だった。

卸売市場のウォールドくん
卸売市場のウォールドくん
     12月単月の魚種・品目をみると、マグロは713円(前年同月680円)で4.9%増、購入量も269グラム(255グラム)で5.5%増だった。ほかにもタラコ441円(392円、12.5%増)、121グラム(90グラム、34.4%増)、ブリ584円(521円、12.1%増)、323グラム(289グラム、11.8%増)など、健闘した品目があった。
2011年2月21日 水産経済新聞

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