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熊本県が県水産物をシアトルでPR
蒲島知事がトップセールス
水産物は天草地方で養殖されたハマチ、マグロ、シマアジを紹介
 
【シアトル】熊本県と米シアトル領事館は8月29日、同市の領事公邸で同県産品をPRするレセプションを開いた。蒲島郁夫知事が日本食レストランのシェフや流通業者のバイヤーなどにトップセールス。ハマチなど水産物や球磨焼酎を売り込んだ。
ハマチやマグロなどの水産物を売り込んだ
ハマチやマグロなどの水産物を売り込んだ
     同知事は同県が誇る高品質の農水産品の背景に「清らかな水」を紹介。自身の米国留学の経歴などを冗談を交えて英語でスピーチし、場を和ませた。同県PRキャラクターの「くまモン」も会場に駆けつけた。同県が米国で同県物品をアピールするのは初めての試み。ブランド化戦略の一環として、「米国で流行の最先端を行くシアトルを選んだ」(櫟本麻理同県国際課主幹)。水産物は天草地方で養殖されたハマチ、マグロ、シマアジを紹介した。

「クマモト」といえば、シアトルを中心とする米北西部では同県が発祥のクマモト・オイスターの知名度が抜群に高い。本家の同県でも復活に向けた取り組みが本格化しており、今回のレセプションでもクマモト・オイスターを同県物産ブランドのけん引役として期待を集めた。
熊本県物産の特徴を説明する知事(左)とくまモン
熊本県物産の特徴を説明する知事(左)とくまモン

   クマモト・オイスター
  もともとは同県の地ガキ。連合国総司令部の政策で1947年、シアトルに初出荷され、同市近郊で養殖が盛んになった。一方、本家では高度経済成長のあおりで養殖環境が失われていたが、2006年に同県水研センターが稚貝生産の研究開始を表明。今年は昨年より8000個多い1万8000個が生産され、来年は2万個の出荷が見込まれる。
  現在は同県内の流通にとどまるが、生産能力は稚貝の生産技術やインフラが整えば500万個水準までの引き上げが可能との見方がある。今後はシアトル近郊の養殖業者から養殖技術の指導などの協力を得る方針だ。
2012年9月4日 みなと新聞

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