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「伊根養殖ブリ」ブランド化
京都市場でPR 伊根養殖組合
 
  京都府伊根町の伊根養殖組合が、伊根湾で生産される「伊根養殖ブリ」を京ブランド化事業に着手した。
  従来の養殖ブリと比べて品質を重視した生産を実践。これまでは生産量を限定し、地元の料亭やレストラン、小売店などを主体に販売してきたが、今後新たな販路開拓を積極的に進め、京野菜と並ぶ京ブランドの生鮮産品として拡販を図る。
 伊根湾の年間平均水温は10度C。他産地の平均水温15度Cと比べ5度Cも水温が低いため、養殖されたブリの肉質はほどよく脂が乗り、身の引き締まった、天然の寒ブリと遜色ないおいしさとなる。
   種苗は九州や四国から健康状態のよいものだけを現地で選別し、活魚専用車で伊根湾に設置したイケスへ搬送。種苗にストレスを与えず運搬することで、疾病の発生を最大限予防する。エサはモイストペレットとドライペレットの併用で、栄養と品質管理の徹底を図り、また、水産用医薬品の使用は使用基準・休薬期間などに厳格な使用基準を設けて実施。このほか過密養殖を避けるため、(1)イケスの占有面積は漁場面積の8%を超えない、(2)側面が金網のイケスでは飼育密度が収容時から出荷終了まで8キログラム/立方メートルとする、(3)水質の溶存酸素量は5.7ミリグラム/リットル、などの漁場管理基準を設けて品質の向上を最優先した生産を実施している。同組合の白須主一郎組合長は「年間の生産量は2,000トン余り。優れた品質が高く評価されており、地元以外にもマーケットの開拓を図っていきたい」と話す。
(2006.12.27 水産経済新聞)
  

  

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