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「養殖魚についての意見交換会」in福岡市場会館
〜もっと、もっと積極的な養殖魚の情報発信を〜
 
     北海道・東北地区に引き続き 11月11日(火)、 福岡市中央卸売市場市場会館で九州・中国地区の意見交換会を開催した(福岡市での開催は8回目)。
  意見交換会は、生産者・流通業者・消費者・栄養士ら105名(内消費者・栄養士42名)の参加を得て行われた。
  九州・中国地区では、意見交換会に先立ち鹿児島大学 教授 島 秀典先生より『漁村危機と養殖業の役割』と題して講演があり、引き続き、青森での意見交換会同様、魚類養殖業を紹介したビデオを放映し、映像を通じて魚類養殖業の様子を消費者に伝えた。
  ビデオ放映後は、消費者2会場、栄養士1会場の計3会場に分かれて「養殖魚について語る」をテーマに分科会を行い、生産者、流通業者、消費者、栄養士による活発な意見交換がなされた。
  意見交換では、北海道・東北地区同様、薬やエサなど安全・安心に対する質問もあったが、8年連続での開催、また漁場視察を体験した方の参加もあり、「以前は養殖魚に抵抗があったが、意見交換会に参加するようになって養殖魚を食べる方が多くなった」「養殖魚のイメージが一変した」「生産者の話を聞くと信用できる」と養殖魚に対する理解が着実に深まっていることが伺えた。

島先生
島先生
   座長を務めた近藤全海水理事
座長を務めた近藤全海水理事

  また、北海道・東北地区同様、表示に対する関心は高く「市場までどうやって運ばれてくるのか?」「産地表示を県名より細かくして貰いたい(地域名、市町村など)」「表示に対する不信感が強くなっている」「トレーサビリティはどこまで出来ているのか」「流通段階が多くなると値段も高くなるし、正しい情報も伝わりにくくなる。産直が進めば生産者も消費者もメリットが多いのではないか」といった不安の声が多数聞かれた。
  栄養士の方からは「100gの栄養価を出すことだけになってしまい、本物のおいしさをみんなが知らなくなった」「作り方をアピールする方法が難しい。小学校での教育、普及が望まれる」といった問題提起もあった。
  最後に、「この場で聞いた内容は、会員や友人に伝えるようにしているが、もっとこうした機会を増やして欲しい」「漁場視察の効果は大きい」「生産者自らが養殖魚は安全だと自信を持って言えるようになって欲しい」「養殖の現状を広く一般の人に伝える方法を考えていかないといけない」といった要望やアドバイスを頂き、意見交換会は幕を閉じた。

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