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販売伸びる「長崎ハーブ鯖」
今季1.5倍の30万尾出荷へ
〔長崎さば生産グループ〕
 
刺身盛り合わせ
刺身盛り合わせ
     【松浦】長崎さば生産グループ(浜田孝男会長)が手がける養殖サバ「長崎ハーブ鯖」が、順調に生産・販売を伸ばしている。グループ発足から3年目を迎えた今季は前年比1.5倍(約10万尾増)の30万尾の出荷を見込む。「長崎ハーブ鯖」の活締め価格は浜出しでキロ1600円。養殖サバ生産者だけでなく、稚魚漁獲の巻網や定置網の漁業者、流通・外食業者らを含め、「価値」を共有する供給連鎖軸がバランス良く機能している格好だ。

  長崎サバ生産グループは(株)谷川水産(松浦市)、(有)リョウセイ(佐世保市)、(株)金政水産(同)、そして西日本魚市(株)(松浦市)の4社で構成。十数年前からサバ養殖に取り組んできた谷川水産が土台を築き、長崎の新しい養殖魚として県北の生産者が2007年にグループ化した。長崎県は07年度から3カ年、生産グループを「ながさき型新水産業創出事業」に認定し、マーケット開拓などを後押しする。
  生産グループの事務局長を務める西日本魚市の福永達也開発事業部主任は「価値を高めた商品づくりによって生産者の所得向上につなげることが主眼」と、ここ数年にわたり上司の入江徳也部長らと“仕組みづくり”に奔走。現在、「長崎ハーブ鯖」は西日本魚市が販売窓口となり、首都圏を主体に九州地区などの回転寿司店や居酒屋、ホテルなどで取り扱いが広がっている。今後、グループに加わる生産者は増える見通しだ。西日本魚市は養殖サバに限らず、生産者支援に直結する事業推進に力点を置いており、今秋にも新たな事業を立ち上げる方針。

2009.8.24みなと新聞
  

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