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香川県漁連「米米ぶり」発売
天然成分オリザノール蓄積
ブリを食べて生活習慣病予防
抗酸化作用で色変わらず
 
米米ぶり
米米ぶり
     香川県漁連(服部郁弘会長)は、11月2日から、「オリザノール」を筋肉に多く蓄積した養殖ブリ「米米ぶり」を発売する。オリザノールは生活習慣病に効果があるとされ、また、持っている抗酸化作用でブリが色変わりせず、「24時間ぐらいなら、ほとんど色が変わらない。色が変わると敬遠されていた刺し身の盛り合わせで、カンパチの代わりに使える」(同漁連)。
  オリザノールは米の胚芽や、米ぬかに含まれる天然成分。美容に効果があることは広く知られているが、血中コレステロールを下げたり、脂質・糖質の代謝を改善し、メタボリックシンドロームや糖尿病などの生活習慣病の予防にも効果があるとされる。
  現代人は、玄米ではなく白米を食べるため、オリザノールをあまり摂取できない上、摂取しても体内に蓄積できる量はわずか。「米米ぶり」は、坂本飼料が開発したオリザノールを含む飼料で育てている。この飼料を使うと、脂質・糖質の代謝が良くなって魚の生育が良くなる。その上、ブリなどの水産生物は陸上生物と違い、オリザノールを筋肉に蓄積できる。

  東京海洋大の潮秀樹准教授が行った飼育実験によると、ブリ・マダイの場合、魚体100グラムにオリザノールを数ミリグラムから約20ミリグラム蓄積していた。成人男性は、1日数ミリグラムのオリザノールを摂取すれば生活習慣病を防げるとされ、「米米ぶり」なら少量でも食べれば、1日の必要量を補える。

  現在、産地では20万尾を養殖している。販売期間は11月から翌4月までを予定。出荷サイズは1尾4〜5キロ。

  ◆香川県漁連東京支所=03・5560・1781
2009.10.22みなと新聞
  

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