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メガネモチノウオ(=ナポレオンフィッシュ)稚魚生産に成功
再現性ある生産は世界初
水産総合研究センターと長崎大学
 
東南アジアなどで需要の多いメガネモチノウオ(=ナポレオンフィッシュ)
東南アジアなどで需要の多いメガネモチノウオ(=ナポレオンフィッシュ)
     水産総合研究センター西海区水産研究所と長崎大学は8月、メガネモチノウオ(=ナポレオンフィッシュ)の稚魚生産に成功した。インドネシアで2003年に成功したが、再現性ある生産は世界初。高値で取引されるメガネモチノウオの養殖に期待がかかる。

  メガネモチノウオは中国、東南アジアなどで重要な水産物として食用されるが、乱獲による資源枯渇が懸念され、ワシントン条約の付属書?にも記載されている。同センターは00年から採卵技術を開発し、08年に自然採卵に成功した。
  
  だが、受精卵を得るのが難しかった上、仔魚の口が小さく、摂餌が困難だった。そこで、09年から効率的な受精卵を採卵する技術の開発と餌の探索を実施。今回、飼育水槽の水位を急激に下げることで効率の良い受精に成功。餌は長崎大学の培養実験で得られた知見をもとに研究し、プロアレス(全長0・08ミリほどの動物プランクトン)を摂餌できることが分かった。今後、同センターは養殖に向けた技術開発を進める予定だ。
2011年12月1日 みなと新聞

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