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九十九島漁協・フグブランド化へ協議会
餌統一化や首都圏で販路開拓も
 
九十九島漁協の養殖トラフグ
九十九島漁協の養殖トラフグ
    【佐世保】国内有数の養殖トラフグの産地・長崎県佐世保市の九十九島漁協(高平真二組合長)は12年10月、養殖トラフグ「九十九島ふぐ(仮称)」のブランド化を目指す「九十九島トラフグブランド化協議会」を発足させる。協議会は養殖トラフグの規格統一や食味向上につながる餌の開発など技術・品質向上に力を注ぐとともに、市民や観光客を対象に九十九島ふぐのPR・販促を展開。観光や水産加工業など地元産業の活性化、生産者所得の安定化を目指していく。
  同市は全国養殖トラフグ生産量の約16%のシェアを誇る有力産地。代表格である同漁協では約80万尾のトラフグを養殖、主に下関市場に出荷している。

  10月発足する協議会は、同漁協や市、県普及所、有識者が会員となり、「九十九島ふぐ」のブランド化を目指す。協議会は3つのプロジェクトチームで構成。「産品品質向上チーム」は身欠き技術品質の統一向上、餌を主体とした養殖の統一化などに取り組む。「地産地消・観光資源プロジェクトチーム」はレシピ開発や地元でのフェア企画宣伝、「首都圏販売プロジェクトチーム」では加工品開発や販路開拓、イベント出展などを行う。各チームには生産者や漁協、水産企業・団体、旅館組合、行政から選抜されたメンバーがスタッフとして参加している。
高平真二組合長
高平真二組合長
  
  市では市内で養殖されるトラフグのうち、餌や規格を統一した「九十九島ふぐ」を市農水産物産地化・ブランド化事業の商品に認可。本年度から5ヶ年計画でブランド品化を支援している。
  同漁協の萩原利男参事は「協議会結成で地域が一丸となりブランド化を目指し、さらなる生産者所得の安定化と地域産業の活発化につなげていく。今後は首都圏での佐世保産水産物の知名度を高め、トラフグ以外の水産物も販売するパイプづくりをしたい」と話している。
2012年9月27日 みなと新聞

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