戻る トップページへ戻る

1番人気「ミラノ風カツレツ」
養殖ブリ加工品開発 成果報告会で16品試食
大分・佐伯
 
あいさつする冨高リーダー
あいさつする冨高リーダー
  

【大分・佐伯】大分県佐伯市の養殖業者と食品加工メーカー、飲食店、学校給食関係者と同県、市職員でつくる「養殖ブリ加工品開発プロジェクトチーム」(冨高吉幸リーダー、大分県水産養殖協議会青年部)は6日、市内のホテルで自治体や県漁協、市内飲食店、報道関係者らを招き、試食を兼ねた成果報告会を開いた。

養ブリ市況が低迷を続けていた約2年前、佐伯市内のブリ生産者と加工業者が協力し、養ブリの付加価値を高めて魚価アップを図ろうと、干物などの加工品開発に取り組んだのがプロジェクトチーム設立の足掛かり。その後、県と市の協力を得て、食に携わるさまざまな分野で活躍する人達をメンバーにしたチームを2013年度に発足。昨夏から会合を重ね、初年度の成果として試作品16品が発表した。

試作品を約60人の来場者が試食。1番人気は佐伯市内でフランス料理店・ムッシュカワノを経営する河野辰也シェフの「ブリのミラノ風カツレツ」。油で揚げた衣とブリの味と食感がマッチしやや酸味のあるトマトソースとよく合う。「洋食にとってブリはなじみがなく苦労したが、新しい発見があった」と河野シェフ。2位は食堂・伊勢家の濱口賢吾氏の「ブリのモツ煮」。ブリの肝臓、胃、すい臓、腸をショウガと一緒に甘辛く炊いた。

他にも、やまろ渡邉(試作者=渡邉正太郎会長)の「ブリフレーク」は中落ちをミンチにして味付け、大分県農林水産技術指導センター水産研究部(同=木藪仁和氏)の「ブリのくん製」は大分南部沿岸の郷土料理・あつめしのたれで味付けした。佐伯市内で魚料理教室を主催し魚食普及活動に取り組むHeart Warmの久賀由香代表は「ブリのみりん干し」、学校栄養食品部会の高野美幸氏は実際に小学校給食に出している「ブリの中落ちカレー」を発表した。

チームは3カ年計画で、養殖ブリ加工品を開発する。冨高リーダーは「おいしい試作品がそろった。来年度は商品化に向けた検討を進め、3年目には商品化と県内外への販路を開拓していく」と話す。

2014/03/12 みなと新聞

おいしさアンケートでトップだった「ブリのミラノ風カツレツ」
おいしさアンケートでトップだった「ブリのミラノ風カツレツ」
  

戻る トップページへ戻る