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養殖魚のイメージ向上
10年前と比較 7割以上が指摘
農林水産省が意識調査
 
  

農林水産省が行った平成25年度「食料・農業・農村及び水産業・水産物に関する意識・意向調査」によると、消費者の養殖魚に対するイメージは10年前と比べ、「よくなった」「どちらかといえばよくなった」と回答した人が7割以上に上ったことが分かった。

この調査は、農林水産情報交流ネットワーク事業のモニター(漁業者、農業者、流通加工業者、消費者)を対象に実施したもの。

養殖水産物への評価(イメージ)を約10年前と比較したところ、流通加工業者では、「よくなった」が38.1%と最も高く、「どちらかといえばよくなった」33.6%と続いている。

評価が変わった要因としては、「味」60.2%、「安全性」58.4%、「鮮度」54.2%と続いている。

売れ行きについては、10年前と比べ、「変わらない」が38.8%と最も高いが、以下、「どちらかといえばよくなった」31.3%、「よくなった」23.4%と、5割以上がよくなったと感じていることが明らかとなった。

消費者では、「どちらかといえばよくなった」が48.1%と最も高く、「変わらない」26.7%、「よくなった」23.1%だった。

消費者の評価が変化した理由は、「味」62.3%、「安全性」54.8%、「鮮度」41.3%と続いた。

評価の変化のきっかけは「実際に見たり食べたりしたこと」が61.6%と最も高かった。

また、天然魚と比較した養殖水産物の評価(イメージ)も聞いた。鮮度は、養殖業以外の漁業者は「高い」51.7%、「普通」47.3%とほぼ同等なのに対し、流通加工業者は「高い」37.5%、「普通」60.3%、消費者では、「高い」20.8%、「普通」75.6%と、漁業者とそれ以外では大きく異なった。

安全性で「安心」と回答したのは、漁業者39.6%、流通加工業者33.5%、消費者17.6%と、消費者の割合が低い結果となった。

消費者で養殖魚の安全性について「不安を感じる」と回答した人の理由としては「餌に化学物質や添加物が大量に含まれているイメージがあるため」が88.3%と最も高かった。

2014/05/14 水産経済新聞

  

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