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香川「讃岐さーもん」販売開始
新ブランド養殖魚 今年2万尾出荷へ
 
水揚げした讃岐さーもん=坂出市の沖合漁場
水揚げした讃岐さーもん=坂出市の沖合漁場
  

【高松】香川県の新ブランド養殖魚「讃岐さーもん」(海面で養殖したニジマス=トラウトサーモン)の県内外での一斉販売が25日からスタートした。「讃岐さーもん」を養殖する坂出市沖の養殖漁業では24日、活魚出荷用に150尾、活け締め出荷用に300尾、計450尾を水揚げ。活け締め後、高松市瀬戸内町の県漁連瀬戸内製氷冷蔵工場で箱詰めし、京阪神などに向け出荷した。瀬戸内で育てた「讃岐さーもん」。ハマチに続く有望なブランド魚として、関係者の期待を集めている。販売は5月末まで。

昨年は県内や京阪神を中心に7000尾を出荷し、生食用として高い評価を得た。今年の生産は2万尾。県内や京阪神のデパート、スーパーをはじめ首都圏で販売する。

首都圏での販売は今年が初めて。そのため県、県漁連と「県水産物の販売で連携して取り組む旨の申し合わせ書」を交わしている東信水産(株)の主要10店舗(東信水産荻窪総本店、伊勢丹、まるひろなどのデパート食品売り場など)で4月25〜27日、5月3、5日に「讃岐さーもんの試食宣伝」を実施し、「瀬戸内で養殖した讃岐さーもん」のおいしさをPRする。

「讃岐さーもん」は香川県内で養殖しているトラウトサーモン。関西物産(株)(同県坂出市)が2011年から坂出沖の養殖場で生産を開始した。岩手、群馬県から12月ごろに種苗(約400グラム)を入手。飼育期間は12月から翌年5月。4月の出荷時には1尾1.8〜2.5キロサイズに成長する。現在は同市の養殖漁場の他に東かがわ市の引田、直島町の3カ所で養殖を行っている。

餌はシナモン、ジンジャーなどのハーブを入れた特製。臭みがなく適度の脂と身の鮮やかなサーモンオレンジが特長。水揚げ後、短時間で消費者に届けることができるため刺身やカルパッチョなどの生食用に好まれている。

2014/04/30 みなと新聞

箱詰め出荷作業=高松市瀬戸内町
箱詰め出荷作業=高松市瀬戸内町
  

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