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エルディ新感覚食育ゲーム「畑っぴ」―養殖魚に「マグロ」新登場
マルハニチログループ協力
 
ゲームで養殖したマグロは実際に自宅へ
ゲームで養殖したマグロは実際に自宅へ
  

ゲーム開発などデジタルコンテンツの企画、制作、販売などを行うエルディ(東京・目黒区)は、平成21年から実際に野菜や果物が自宅に届く農業体験シミュレーションゲーム「畑っぴ」(http://hatakeppi.com)を運営している。ゲームの中にはマルハニチログループ協力による「魚編」もあり、養殖のカンパチ、ブリに続いて新たにマグロが登場し、主婦層を中心に人気を博している。

スマートフォンなどのゲーム上の仮想農園で野菜や果物を育てる「畑っぴ」は、実際に農業をしているプロが監修したもので、本格的な農作業の工程をゲームのユーザーが作業毎に課金(1っぴ=1円相当)しながらゲームを楽しむというもの。仮想農園で育てた野菜や果物、牛や豚などを収穫、搾乳、出荷すると本物の作物や加工品が全国の農家から自宅に届く。

農業体験型のゲームはほかにもあるが、単純にゲームで作物を育てるだけではなく、農作物を育てる環境に気をつけながら、丹精込めて育てた作物を収穫すると、実際に本物の作物が無料(送料無料)で自宅に届くため、食物ができるまでの農家の苦労への理解が進むだけではなく、食べ物へのありがたさなど「食育」にもつながるとして、新しいタイプの食育ツールと期待されている。

畑っぴには25年から「魚編」としてマルハニチログループの養殖カンパチや季節限定で養殖ブリが登場し、海の農園内で魚を飼育、育成すると本物の魚が自宅の届くシステムで、ゲーム内では漁業権の購入から始まり、イケスの設置や餌船、餌やり、稚魚、網掃除など、実際に漁獲するまでの約1年半をゲーム上で再現。

今回の養殖マグロは串本マリンファームで水揚げされる約90キロのマグロを冷凍にして大トロ、中トロ、赤身を一緒にして出荷しているもので、抽選でカマや目玉などもあたるとあって大変人気となっている。先月16日にスタートして、数時間で予定数量をクリアしたため、急きょ、もう一本出荷対応したほど。

マルハニチロでは「ネット通販による売買が定着し、購入者は商品を選ぶ際の価格、品質などの選択肢がたくさん出てきている。マグロの養殖を学びながら購入できる新たなマーケットに期待している」と話している。

2015/03/04 水産経済新聞

「畑っぴ」で届くマグロの各部位
「畑っぴ」で届くマグロの各部位
  

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