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地魚の消費喚起を図る
香川県 惣菜の販売を支援
割引シール相当分負担
 
  

【高松】香川県は地魚の消費喚起と魚価回復に向けて、小売店などでの地魚惣菜の割引販売を支援し、地魚の消費購入を後押しする。

生活習慣の変化から、消費者の魚離れ、特に調理に手間のかかる地魚離れが進み、魚価低迷が問題となっている。また、量販店などでは効率重視から、少量多品種の地魚よりもロットの大きい多獲性魚を取り扱う傾向が強い。

近年は、夕食などに市販の惣菜を購入する消費者が増えてきているが、地魚の取り扱いは少ない。こうした中、地魚の消費喚起に向けて、地魚の惣菜を割引販売することで、消費を拡大しようというユニークな取り組みに注目が集まっている。

同県では地魚を使った惣菜を製造販売する小売店などに対し、割引シール相当額を支援して、地魚の購入を促すことにした。

今回の同事業には、消費喚起の起爆剤として期待が集まる各地のプレミアム(割り増し)付き商品券発行などと同じ、国の平成26年度補正予算の「地域住民生活等緊急支援のための交付金」を活用。

当初は一商品100円程度の値引きを想定していたが、プレミアム割引の基準が3割と決まっている。このため割引シールも基準内で発行。商品が100円なら30円の割引シールが添付され、販売されることになりそうだ。

香川県では、今回の取り組みに併せて、地魚惣菜の購入者にはがきによるアンケート調査を実施。地魚に対する関心、要望、購入動機などを調べる。

このほか、地魚を常時食べられる飲食店を調査、県外観光客などが利用しやすい地図を作成、消費拡大につなげていくことにしている。

2015/06/05 水産経済新聞

  

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