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トラフグ爆食 大阪
訪日観光客が殺到
供給不足の懸念も
関門海
 
中国人女性客2人の来店も珍しくない(玄品ふぐ 梅田東通乃関)
中国人女性客2人の来店も珍しくない(玄品ふぐ 梅田東通乃関)
  

【大阪】インバウンド(訪日外国人観光客)によるトラフグの外食需要が急増―。トラフグ料理専門店「玄品ふぐ」を展開する関門海(本社・大阪市西区)はトラフグの供給不足を懸念する事態となっている。直営59店舗・フランチャイズ41店舗を展開する同社の年間取扱量は350トン。「このままでは供給不足に陥る可能性は十分すぎるほどある」(関門海)と懸念する声が広がりつつある。

同社によると、大阪では今年に入ってから来店客に占めるインバウンドの割合が増加。3月10%、4月20%と急増した。7月に至っては9割超え、ほとんどがインバウンド客という店舗も。来店客は中国からが圧倒的に多く、次いでタイ、シンガポール。昨年までは台湾からの20〜30人の団体利用が中心だったのが、上海や香港から来る2〜6人の家族客をはじめとするグループ客(40〜50代の夫婦の家族連れが中心)が大半を占めるようになった。一人で来る女性客もいる。

それに伴って、関門海の1〜7月の業績も前年対比で「悪い店舗でも120%、良い店では250%。4月から前年からかけ離れた数字になっていって、5月、6月、7月と続いている」。予算比では前年比300%の店もある。6月から「夏の元気に限定焼きふぐコース"夏安居(げあんご)"」を提供。ベースのメニューは「焼きふぐ」「てっさまたはぶつ刺し」「福佳三昧(ふっかざんまい)」「ふぐわさび茶漬けまたはふぐ寿司」全品6品4500円。これが爆発的に売れており、これにプラスして何品か注文するパターンがほとんど。

トラフグのインバンド需要は増え始めたばかり。まだまだ拡大することは必至だ。この拡大基調とこれまでなかった夏場のフグ需要。関門海に限らず、大阪のフグ料理店は中国人客であふれている。原料不足を懸念する声が大阪を中心に広がりつつある。

2015/08/06 みなと新聞

特に上海からのお客さんが多いという
特に上海からのお客さんが多いという
  

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