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トラフグ料理教室を初開催
「鷹ふく」ブランドの新松浦漁協
安価な身欠きで手軽料理
 
調理実演する加藤氏(左)
調理実演する加藤氏(左)
  

【松浦】「鷹ふく」をブランド展開するJF新松浦漁協(志水正司組合長)は6日、松浦市の漁村体験学習施設で身欠き養殖トラフグを調理する料理教室を初開催、家庭でも簡単にできるフグの料理法を指導し、積極的な利用を呼び掛けた。

全国屈指の養殖産地ながら地元消費が少ない養殖トラフグの地産地消を図ろうと、初の試みとして開いたもので、会場には市の一般公募に応じた市内在住の主婦19人が参加。同漁協職員の椎山篤氏の指導のもと、皮刺、刺身、から揚げ、鍋、雑炊のフルコース料理作りに取り組んだ。 冒頭、志水組合長は「フグの王様とされるトラフグだが、身欠き処理した養殖トラフグを使うことで手頃な価格で楽しめるようになった。この料理教室で調理法を学び、家族のイベントや記念日には食卓に上げてほしい」とあいさつした。

料理教室では椎山氏が、縄文時代からフグを食べていたことや、フグ食禁止令を撤廃した伊藤博文、「フグに優る刺身なし」と礼賛した北大路魯山人のエピソードを紹介し、フグの調理免許をもつ同漁協職員の加藤寿氏がラウンドの養殖トラフグで皮はぎ、内臓除去、三枚おろし、たたきまでを実演。

このあと、参加者は各班に分かれ、漁協が用意した身欠き養殖トラフグでフルコース料理を作り、出来上がった料理を全員で試食。家族用として、冷凍パックした養殖トラフグを参加者全員にプレゼントした。

「鷹ふく」は歯ごたえがよく、身が透き通るように白く、黒い筋がないのが特徴で、業務筋から高い評価を受けている。今期の生産は業界が2割減産に取り組む中、魚病や赤潮でさらに2-4割生産が落ちていることから、浜値がキロ6000-7000円と前年より高値で推移。残暑と夏場の高水温による成長の遅れで本格的な出荷には至っていない。

2015/10/09 水産経済新聞

フルコースを試食する参加者
フルコースを試食する参加者
  

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