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愛媛・愛南町でサツキマス養殖
「ふ化から出荷」地元育ち
2016年3月お目見え 産官学挙げ事業化
 
愛媛大南予水産研究所の研究用の水槽で泳ぐサツキマス
愛媛大南予水産研究所の研究用の水槽で泳ぐサツキマス
  

【愛媛】愛媛県愛南町でサツキマスの養殖プロジェクトが進んでいる。ふ化から出荷まで町内で行う”純愛南産”。3月に愛南漁協が初出荷する予定だ。マダイなどの養殖で知られる町の新たな看板魚種にしようと、産官学を挙げて事業化に取り組む。

サケの仲間であるサツキマスは一生を淡水で終えるものはアマゴと呼ばれる。日本の固有種で西日本の河川などに生息。河川環境の変化により環境省の準絶滅危惧に指定されている。

養殖に取り組むのは愛南町と愛南漁協、愛媛大南予水産研究センターの三浦猛教授。2014年、廃業する町内のアマゴ養殖業者のいけすを使った養殖の道を探り、試験を重ねてきた。

生産は障害者の雇用を支援するNPO法人「ハートinハートなんぐん市場」が一貫して行っている。2015年11月、同町緑の僧都川上流で生産を開始。海水温が20度以下になった12月中旬、海のイケスで馴致(じゅんち)し、成長させている。

今年は800グラム〜1キロサイズの雌、約3,000尾を出荷する計画。出荷時期は海水温が上がりだす3月下旬〜4月中旬。愛南漁協の活魚トラックで東京・大田市場に持ち込み、首都圏の寿司店などへの販売を見込む。

愛南漁協の岡田孝洋販売促進部長は「サツキマスをきっかけに多種多様な魚を売り出していきたい。愛南という地域ブランドをつくっていければ」と期待を込める。

2016/02/04 みなと新聞

  

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