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農林水産省、26年の漁業生産額(速報)―6年ぶり、1兆5000億円上回る
2年連続で増加
海面養殖、大幅に伸長
 
  

農林水産省は18日、平成26年の漁業生産額(速報)が1兆5057億円となり、前年から4.6%増加したことを公表した。2年連続での増加となっている。21年から5年連続で1兆5000億円割れとなっていたが、6年ぶりに大台を回復した。

生産額の内訳は、海面漁業9693億円(2.2%増)、海面養殖業4435億円(9.1%増)、内水面漁業177億円(5.5%増)、内水面養殖業751億円(9.3%増)。母数の大きい海面漁業がプラストなり、海面養殖業も大きく伸びたことが全体を下支えした。

海面漁業は、マグロ類、サバ類、ブリ類が増加。マグロ類は、クロマグロやメバチの漁獲量が増加し、ビンナガの価格が上昇したことから1168億円(7.8%増)となった。漁獲量が増加したサバ類は500億円(19.9%増)、ブリ類も340億円(23.5%増)と伸長している。

サケ・マス類も726億円(0.5%増)とわずかながらプラスとなったが、全国的にスルメの漁獲が不振だったイカ類は716億円(7.7%減)と不振に。同じく漁獲減と価格も低下したカツオ類は615億円(15.9%減)と2ケタのマイナスとなった。

海面養殖業は、主力のブリ類の生産額が1193億円(7.0%増)と好調。同年シーズンは全国的に養ブリの生産が抑えられ、価格が上昇した。クロマグロも収穫増により420億円(43.3%増)となったが、もう一つの主力であるマダイは439億円(10.6%減)と落ち込んでいる。

また、内水面漁業はアユの価格上昇やシジミの漁獲増加、内水面養殖業は、収穫増のウナギが497億円(6.2%増)となったことなどにより、それぞれ前年を上回る数字を記録している。

2016/03/23 水産経済新聞

  

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