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長崎 養フグ2歳 へい死急増
原因不明、中間魚投入へ
輸入魚増加の懸念も
 
長崎県内で養殖されるトラフグ
長崎県内で養殖されるトラフグ
  

【長崎】養殖トラフグの最大産地・長崎県で6〜7月、2歳魚のへい死が急増し在池尾数が急減した。今後多くの生産者が中間魚を投入し、在池量を前年並みまで回復させる予定。産地関係者は安易な「減産」見込みが先走り、輸入増につながることを警戒している。

同県の養フグ生産は佐世保市、松浦市、長崎市の3市合計で県内生産の8割近くを占める。国内最大の養フグ生産漁協、新松浦漁協(松浦市)の下松哲理事(長崎県トラフグ養殖連絡協議会長)は2歳魚の在池量を「7月末では昨年同期を下回るが、中間魚投入とへい死減少に努めることで前年並みにする予定」。

九十九島漁協(佐世保市)の山村高義部長も「現段階の在池量は昨年以下」。へい死の原因には「よくわからない。調査を急いでいる。中間魚は種苗投入の繁忙期と重なる上、投入する魚不足で作業は思うように進んでいない」と明かす。

長崎市たちばな漁協の鳥越大雄参事は「管内合計では前年同期を下回る。生産者やイケスの場所などでへい死率に大きな差がある。原因を調査中」。一方で「近年の減産機運で種苗メーカーの生産量は大きく減っており、中間魚は取り合いになる可能性がある」。

2016/08/10 みなと新聞

  

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