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農水省16年度食料需給―魚介自給率3ポイント減の56%
スルメイカなど国内減産響く
 
  

農水省が8月9日発表した2016年度の食料需給表(概算値)によると、食用魚介類の自給率(重量ベース)は前年度比3ポイント低下し56%だった。スルメイカ、サバ類、ホタテガイなど国内生産量の減少が影響した。食用魚介類の自給率は13年に60%に達したが、2年連続で低下となった。

食用魚介類の国内生産量は前年度からサバ類が6.8万トン、スルメイカが6.1万トン、ホタテガイが5.4万トン減り322万トン。国内生産量と輸入量の合計から、輸出量と在庫量を差し引いた国内消費仕向け量は、食用魚介類で5%減少。輸入量はカキやサケ・マスが減り2%減、輸出量はホタテが2.3万トン減など全体で5%減った。

非食用を合わせた魚介類全体の自給率は2ポイント低下し53%、海藻類は1ポイント下がり69%。カロリーベースの自給率は2ポイント低下の59%、生産額ベースで2ポイント下がり50%だった。

品目別では「生鮮・冷凍」の国内生産量は22%減の148万3,000トン、国内消費仕向け量は16%減の200万8,000トン。一方「塩干・くん製、その他」の国内生産量は5%増の153万6,000トン。国内消費仕向け量は2%増の343万5,000トン、国民1人当たりの平均年間供給数量は0.6キロ増の27.1キロ。

食料自給率全体はカロリーベースで1ポイント低下の38%。生産額ベースでは、野菜や果実の輸入額減少と国内生産量が増えたため2ポイント増の68%だった。

2017/08/16 みなと新聞

  

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