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今期国産養フグ、値ごろ感で拡販へ
下関卸、仲卸が長崎生産者と情報交換
 
フグ商戦の活況を祈念して乾杯した
フグ商戦の活況を祈念して乾杯した
  

今月から開幕した今期の国産養殖トラフグ商戦は、主産地の長崎県の在池量が潤沢など「需給が緩む」との見通しが先行する中、前期のキロ4,500円(1キロ級)の高値相場から一転し、3,000円を下回る滑り出しをみせており、値ごろ感を押し出した商談展開が進みそうだ。

山口県下関市のフグ卸・仲卸と長崎県北松浦地区(北松)のトラフグ生産者らが情報交換する「北松・下関ふぐ懇親会」が9日、長崎県佐世保市内であった。見原宏下関唐戸魚市場社長は「産地との連携を密に、消費地の動向も注視しながら、全力で集荷販売に努める」と述べた。

この懇親会は今年で15回目。下関からは下関唐戸魚市場、下関唐戸魚市場仲卸協同組合の関係者が出席。北松は佐世保・小佐々・松浦地区のトラフグ生産者、種苗生産業者と運送会社ら全77人が出席した。

生産者を代表して山崎正次・山正水産社長(新松浦漁協鷹島支所)は「今期は安く出回るとの情報があるが、養殖経営が安定して続けられる単価を望む。シーズン終了の来春時にフグが完売したという流れをつくってほしい」と求めた。中川雅則下関唐戸魚市場仲卸協同組合理事長は「下関のフグ業界は生産者の皆さまとともにある。情報交換を行いながら効率よく売っていきたい」と述べ、乾杯した。

また、10日は佐世保市の中正水産(中村房義社長)のトラフグ養殖場を視察した。

2017/09/12 みなと新聞

  

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