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ペルーアンチョビー夏漁枠26%減149万トン
23日解禁 養魚飼料用魚粉の相場堅調予想
 
枠縮小で魚粉相場は強含み予想だ
枠縮小で魚粉相場は強含み予想だ
  

ペルー政府は11月17日、北中部のアンチョビー(カタクチイワシ)漁の夏季(11月〜翌1月)枠を149万トンに設定したと発表した。前年夏季枠に比べ、25.5%少ない。操業開始は23日。枠縮小を受け、商社は魚粉の減産による堅調な相場推移を予想する。

10、11月にペルー国立海洋研究所(IMARPE)が現地で行った資源調査によると、小型の魚体の割合が高く、減枠に至った。資源の温存や、前年は夏季枠の200万トンを消化できなかった点を踏まえ、商社は上旬に枠を「150万トン以下」と予想。枠が減った場合「魚粉はグレードの高い製品を中心に減産となるため、相場は強含む」とみていた。

上旬時点のプライムグレードの中心相場は、トン1,560〜1,550ドル(FOBペルー)。今後は漁解禁に先立って行う試験操業の結果を踏まえ、日本や中国などの需要国が取引に移る。

ペルーアンチョビーは養魚飼料に使う魚粉・魚油原料となる。漁は冬季(4〜7月)と夏季の2シーズン制。漁獲枠は毎回、IMARPEが行う資源調査の結果を基に政府が発表する。過去に資源回復がみられずに操業を見送ったこともある。

2017/11/20 みなと新聞

  

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