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2年目の「淡路島サクラマス」
今年は1万4,000尾生産
南あわじ市 飲食・宿泊施設で提供
 
あいさつする前田組合長
あいさつする前田組合長
  

南あわじ市農林水産部食の拠点推進課は2月28日、地元・福良湾で養殖した「淡路島サクラマス」を使った新ご当地グルメをお披露目した。昨年に続き2回目で、30の飲食・宿泊施設(前年は20)が44メニュー(同23)を提供。地元で養殖したサクラマスをアピールして夏の「沼島のハモ」、冬の「淡路島3年とらふぐ」に並ぶご当地グルメに育て、地方創生につなげる。

今期は昨年12月23、24日の両日に4トンのヤマメの稚魚を導入。JF福良漁協(前田若男組合長)所属の若男水産?(前田社長)と淡路じゃのひれアウトドアリゾート(山形収司社長)の2社で各7,000尾ずつ約1万4,000尾を養殖している。前期は若男水産が7,000尾を育成し3月1日から5月末の3か月間で完売した。

前田組合長は「真水から海水への馴致が難しく当社では約50尾、じゃのひれさんでは700尾が死んだ。また、今期は水温が非常に低いため餌の食いが悪く成長が遅れている。水温が高くなれば一気に成長すると思う」と話した。

また、山形社長は「本業はキャンプ場やバーベキュー、釣り堀などの運営で、釣り堀ではこの時期、タイやトラフグ、ソイなどを釣ってもらっていたが、魚種の一つとしてサクラマスを加えた。半数は飲食店などに販売し、半数を釣り堀で活用する予定だ」と話した。

同市で開かれたお披露目会場には行政やメディア、「淡路島サクラマス」取扱店などから約90人が集まった。

お披露目会で守本憲弘市長は、「淡路島では『食』の魅力は大きい。冬の『3年とらふぐ』は好調に推移しており、それに続く春はサクラマスを幅広い方に楽しんでもらいたい。『淡路島サクラマス』を新たな旬の食材としてPRしていく」と強調した。

来賓である兵庫県の吉村文章淡路県民局長は「昨年初出荷となった『淡路島サクラマス』は初年度から完売となった。今年は昨年の2倍の生産になる。ハモ、トラフグ、サクラマスと四季折々の食材で島に多くの観光客が訪れるようにしたい」と述べた。

「淡路島サクラマス」は昨年は3か月間で8,000食、5,000万円の売り上げが記録された。昨年は鍋と丼でアピールしたが、今年は「おしゃれ、かわいい」をテーマにピザなど洋風メニューも取り入れて写真映えする提案で情報発信する。

2018/03/05 水産経済新聞

1.2キロに育った淡路島サクラマス
1.2キロに育った淡路島サクラマス
   提供されるメニューの数々
提供されるメニューの数々

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