豊かな漁場と生産者の巧みな技術

  • 「戸石ゆうこうシマアジ」量販販売へ

    「戸石ゆうこうシマアジ」を持つ長野社長

    昌陽水産 地元スーパーと提携 養殖業の昌陽水産(長崎市、長野陽司社長)は、西九州を中心に店舗展開するスーパー、エレナ(長崎県佐世保市)と連携し、ブランド養殖魚「戸石ゆうこうシマアジ」の量販店販売に乗り出した。長野社長は「地元での知名度アップを図り、当ブランドの付加価値向上につなげる」と力を込める。 同ブランドは長崎市水産センターが2015年から2年かけて開発したフルーツ魚。出荷の10日前から、地元 […]

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  • 「3年とらふぐ」特許庁が紹介

    見事に育った「3年とらふぐ」

    JF福良漁協 兵庫・淡路島、地域ブランド10の成功物語 地域ブランド10の成功物語 近年、全国で注目されている「淡路島3年とらふぐ」。トラフグを“宝魚”に育て上げたのが兵庫県南あわじ市のJF福良漁協(前田若男組合長)だ。特許庁の地域団体商標によるブランド化にも成功。特許庁は地域団体商標を取得し、さまざまな課題解決に上手に生かしている10の事例を「『地域ブランド10の成功物語』地域活性化事例」として […]

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  • ベイシアが近大ブリヒラ販売

    ブリヒラを手に橋本浩英ベイシア社長(左)、有路昌彦近畿大学世界経済研究所所長

    6~10月 5万尾、3億円計画 全国に量販店138店舗を展開するベイシア(前橋市)は6月16日から、近畿大学が開発したブリの雌とヒラマサの雄を交配したハイブリッド魚種「ブリヒラ」を全店舗で販売し始めた。今年はベイシアで5万尾、売上高3億円を計画する。販売期間は6~10月の予定。 東京都内で15日に発表会があり、有路昌彦近畿大学世界経済研究所所長は「ブリ類ハイブリッド魚種の産学連携での本格販売は世界 […]

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  • 「琉球すぎ」生産・販売スタート

    「琉球すぎ」を紹介する(左から)東ヤンバル琉球水産社長、亀谷沖縄漁連専務。右端は田端太新社長

    ㈱太新、㈱ヤンバル琉宮水産 沖縄唯一の県産養殖魚目指し 亜熱帯の海洋特性を生かし、総合水産の㈱太新(本社=東京・港区、田端新也社長)と㈱ヤンバル琉宮水産(沖縄・大宜味村、東勤社長)は、南方系・スギの養殖生産と沖縄県内での販売をスタート。県水産会館で6月9日、県産養殖魚「琉球すぎ」としてPRする販促プロモーションを行った。 スギはスギ科スギ属の海水魚で、東南アジア、沖縄など温暖な海域に分布。海水温が […]

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  • 養ヒラマサの販路拡大 カゴメ考案レシピでPR

    大分ヒラマサ

    大分県が関東・中部圏へ 養ヒラマサの販路拡大 大分県農林水産部は6月8日、包括的連携協定を結ぶ食品メーカーのカゴメ㈱が考案した時短レシピと合わせ、県産養殖ヒラマサを関東・中部圏で販売すると発表した。ヒラマサは主に西日本で高級食材として扱われているが、東日本ではなじみが薄い。10~20分程度の調理時間で作れる健康メニューで食べ方を提案しながら、新たな市場の開拓に挑む。 販売は神奈川県のオーケーや山梨 […]

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  • 養ブリ中落ちでほぐし身

    養ブリの中落ちを使った「ぶりほぐし」

    大分県が三共物商と商品化 大分県はこのほど、養殖ブリの中落ちを使った「ぶりほぐし」を、食品卸・マルイチ産商(長野市)の子会社である水産商社・三共物商(福岡市)と連携して開発した。瓶詰(内容量130グラム)の常温品で、塩味・照り焼き味の2種類。5月から県内外の量販店で本格販売を開始する。 県は、未利用資源の活用を目的に同県漁協米水津水産加工処理施設(佐伯市)の養殖ブリフィレー・ロイン加工で生じる、カ […]

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  • ライフ養マダイに機能性表示

    機能性表示食品のシールを貼った「伊勢黒潮まだい」の切り身

    首都圏121店舗で販売 「生魚」で国内初 スーパーマーケット大手のライフコーポレーションは4月15日、自社オリジナル養殖マダイ「伊勢黒潮まだい」が、中性脂肪を抑える機能性表示食品としての届け出が消費者庁に受理されたと発表した。同社によると、生鮮食品区分の水産品「生魚」で国内初の受理。中性脂肪を抑える効果があるDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)を含むと認定された。3日から商 […]

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  • 中四国88店「みきゃんサーモン」初販売へ

    4月16~25日、フジが委託養殖で生産者応援 中四国でスーパーマーケットなどを展開するフジは4月16~25日、同社が愛媛県宇和島市で委託養殖したサーモントラウトを「みきゃんサーモン」として中四国地区の88店舗で初めて販売する。販売尾数は3,600尾。今年度は今回限りの販売だが、来年度も委託養殖を行う計画があるという。 同社は宇和島市内の養殖業者を応援することを目的に、サーモントラウトの委託養殖(お […]

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  • ベイシアが機能性カンパチ

    ベイシアとマルハニチロが製販一体で開発した

    国が表示届け出受理 4月7日から鮮魚で販売 関東を中心に約140店舗を展開する食品スーパーのベイシアはマルハニチロが鹿児島県で養殖するカンパチを「中性脂肪を下げる効果がある」機能性表示食品として、4月7日から販売する。冷凍しない鮮魚のまま機能性表示食品として養殖カンパチを販売するのは、ベイシアが初めてという。 両社は鮮魚における機能性表示食品について2019年から共同で開発に取り組んできた。ベイシ […]

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  • 大分県と県漁協、かぼすヒラマサ初出荷

    かぼすヒラマサは今年5000尾の出荷計画だ

    今期5月末まで20トン 大分県のブランド養魚「」の今期出荷式が4月1日、大分市の市公設地方卸売市場水産物卸売場であった。今期は4月1日~5月末ごろにかけて、5,000尾(約20トン)を出荷する予定だ。 かぼすヒラマサは県漁協と県が連携して開発した。餌にカボス生果皮ペーストを添加して育てることで、うま味とこくが増すとともに、かんきつ系特有の香り成分リモネンによる爽やかな味わいが特徴だ。ブリ、ヒラメに […]

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