長崎市をトラフグの町に

2019年02月13日

田上市長に地産地消要請
トラフグの町を目指す若手生産者ら

トラフグの町を目指す若手生産者ら

2月9日のフグの日に合わせ、県内トラフグ養殖三大産地の一つJF長崎市たちばな漁協(本西則安組合長)は2月6日、長崎市役所に田上富久市長を訪ね、トラフグの刺身とから揚げを試食提供し、地産地消への協力を要請した。

2月4日から3月31日まで、同漁協周辺(戸石地区)の飲食店6店舗と、長崎市内の飲食店4店舗がトラフグ料理をメニュー提供する「とらふぐ料理フェア」の報告を兼ね、本西組合長、道下雅久参事、里隆行養殖部会長ら9人が表敬訪問した。

冒頭、本西組合長らは「本県のトラフグ養殖生産量は全国一だが、大半が下関、関西方面に出荷され、魚価は出荷先の相場で大きく変動、この2年間は魚価安で赤字経営が続いている」と厳しい現状を報告した。

さらに「生産者は2代目の若手が多く、養殖経営の安定には相場に左右されない地産地消が不可欠」「冬場のグルメとして市民、観光客にアピールすることで、長崎市をトラフグの町にしたい」などとして、協力を訴えた。

試食する田上市長(左)

試食する田上市長(左)

このあと、田上市長に養殖トラフグの刺身、から揚げを試食提供。試食した田上市長は「身が締まり、甘みもあっておいしい。若手生産者のがんばりに応えるためにも地元消費の拡大に努めたい」と協力を約束した。

全国のフグ類養殖生産量(農林水産省、2016年)は3,491トン。うち長崎県は1,737トン(全国1位)で、長崎市(戸石地区)は423トン(県内3位)を生産する主要産地となっている。

2019/2/13 水産経済新聞

ページの先頭に戻る