豊かな漁場と生産者の巧みな技術

地元私大の留学生、刺身に挑戦

2019年02月7日

大分県漁協青年部佐伯支部が魚料理教室

大分県漁協青年部佐伯支部が魚料理教室
包丁さばきに感嘆の声を上げていた

大分県漁業協同組合青年部佐伯支部(清家直浩支部長)は1月30日、別府市内の立命館アジア太平洋大学(APU、出口治明学長)の学生寮で地元の養殖ブリ・ヒラメ、天然マダイを使った魚料理教室を開いた。インドネシア、タイ、ベトナムなどの留学生ら21人が参加。清家支部長が佐伯市の漁業を説明し、青年部員がブリ、ヒラメのさばき方を実演した。

参加者は青年部員の包丁さばきに感嘆の声を上げながらスマホで動画撮影し、自らもブリとヒラメの刺身作りに挑戦した。大分の郷土料理「りゅうきゅう」を具に使った恵方巻きを東北東にささげて試食。しゃぶしゃぶの食べ方も教わった。「目の前で大きな魚をさばくのを見たのは初めて」「どの料理もおいしかった」と好評。「魚に布巾をかけていたのはなぜ」といった質問もあった。

同支部では、佐伯の魚を広くPRするとともに、魚食普及の一環として留学生を含む大学生に養殖魚の消費拡大と漁業の理解を深めてもらう活動を続けている。APUでの魚料理教室は今回で10回目。

2019/2/7 みなと新聞

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