JF鹿屋市漁協―カンパチファン都内に拡大

2019年07月31日

狛江で 話題独占、つかみ取り
カンパチつかみ取り(鹿屋市漁協)

会場に一体感を与えるつかみ取り

見て、取って、踊って食べるカンパチ尽くしの体感型イベント「カンパチジャック」が東京・狛江市役所で7月27日に開催された。鹿児島・鹿屋市で養殖が盛んなカンパチのファンを増やすため、JF鹿屋市漁協青年部を中心に行っており、同所では4回目となる。メイン企画のカンパチつかみ取りは80人の定員が「あっという間に埋まった」(同市)人気ぶりで、産地から遠く離れた狛江に「鹿屋」「カンパチ」の名を強く印象付けた。

市役所前広場に特設された5メートル四方のプールには、横付けした活魚車から鹿屋の海で育てた平均3.5キロ(70センチ程度)のカンパチ3尾を投入、5人の小学生が素手でつかみ取りに挑戦した。児童だけでなく、周りで応援する大人も大興奮の企画だ。

市場出荷では鹿児島産とひとくくりにされがちで、「そこに鹿屋の名前を印象付けたい」と、漁協青年部を中心に一過性の話題に終わらない企画を立案した。東京での販路開拓のきっかけに、首都圏を走る環状8号線(通称・環八〈カンパチ〉)に掛けて、沿線都市の狛江市から共催の承諾を得た。

つかみ取りに成功すれば、市役所に併設されている協賛店でカンパチを使ったフルコース料理が食べられる。同日も鹿屋産カンパチの特別メニューが提供されたほか、イベント広場ではカンパチ料理が販売され、カンパチ解体ショー、カンパチタッチプールも行われた。

顔がカンパチ、体はスーツ姿の営業マンという、一度見たら忘れられないビジュアルの鹿屋市PR特命係長「かのやカンパチロウ」も、印象深い見た目と軽快な動きで来場者の視線を独占。「カンパチダンス」を踊り、会場に一体感を与えた。漁協青年部の柿内誠部長は「水産と関連の薄い狛江で、鹿屋のカンパチが話題になることがうれしい」と、素直に喜んでいた。

2019/7/31 水産経済新聞

ページの先頭に戻る