豊かな漁場と生産者の巧みな技術

おおいた県産魚の日運営委、かぼすブリ旬入り宣言

2019年10月21日

今期700トン出荷目指す

かぼすブリ旬入り宣言
試食会で市場関係者が仕上がり具合を確かめた

おおいた県産魚の日運営委員会(会長・山上誠二大分魚市社長)は10月15日、大分市公設地方卸売市場水産物卸売場で「かぼすブリ」の旬入り宣言式を行った。

式典終了後、試食会があり、市場関係者が仕上がり具合を確かめていた。この日、同市場には350本(1尾平均4.2キロ前後)が入荷し、相対最高値はキロ1,100円を付けた。なお、今期のかぼすブリの出荷量は700トン(前期実績は647トン)を目指す。

式典で山上会長は、「ラグビーワールドカップが県内でも開催され、県内外や外国から多くのお客さんでにぎわっている。たくさんの人に大分の魚を知ってもらいたいとの思いから今年は(宣言式を)2週間早めた」とあいさつ。山本勇大分県漁業協同組合長は「水温の低下とともに程よく脂がのり、おいしさが一層増してくる。今日に合わせて“かぼすブリ”を仕上げた」と旬入りを宣言した。

2019/10/21 みなと新聞

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