豊かな漁場と生産者の巧みな技術

鹿児島県漁連 シーフードレスキュー

2020年08月17日

カンパチプレゼント企画など実施

JF鹿児島漁連は新型コロナウイルスの感染拡大による影響から回復を図るため県産水産物の販売促進、魚食普及のためのPR事業「かごしまシーフードレスキュー」を実施している。県内外の量販店とタイアップし、年度内に4回の県産カンパチフィレープレゼント企画などを用意している。

プレゼント企画では県内322店舗と県外1,000店舗以上の量販店、スーパーと提携。今後、参加店舗はさらに増えてくる見込みだ。共通のPOPやシール、のぼりを使い、アピールしている。

地元の情報誌で年4回特集号を組み、プレゼント企画や魚料理を紹介し消費を推進する。1回目は天然魚にフォーカスし、マダイのおいしさなどを伝えている。2回目は、国内最多生産量を誇るブリやカンパチを紹介する。

カンパチフィレーを10人にプレゼントする第1弾の受け付けはすでに始まっており、締め切りは10月中旬。第2弾は8月22日からスタートする。

応募は、ハッシュタグ「#いおかごレシピ」を付けて、県産魚を使用した魚料理をインスタグラムに投稿する。第3弾、4弾も魚種を変えて年度内に実施する。

秋口には高校生や調理学校生の参加による「お魚料理コンテスト」(仮称)も開催。開発されたメニューは広く公表していく。

漁協における販売促進の活動費や、販売促進グッズの作成費用なども支援の対象となる。

「シーフードレスキュー」は、国の水産物販売促進緊急対策事業約4,226万円と、県の独自予算540万円を財源としている。国では全約300種の水産物がカバーできる28類を対象としているが、県の予算では28類以外でも鹿児島県内で水揚げされるほぼすべての水産物を対象としている。

2020/08/17 水産経済新聞

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