大分産魚拡大へアンテナ店 市内商業施設でPR
2020年11月17日
大分県漁業協同組合(山本勇組合長)は10月31日、大分市内の大規模商業施設「大分オーパ店」に、直営店おさなかランド「大分オーパ店」を出店した。大分市の中心街から、県産魚の情報を発信するアンテナショップとして県内消費拡大の最前線に立つ。
県漁連の直営店おさかなランドが、大分市東部に立地する「明野アクロス店」と西部の「トキハわさだタウン店」があり、今回で3店目。
新型コロナウイルスの影響で外食産業の需要が落ち込み、単価の高い魚が強みの県産魚が厳しい状況にある。消費動向を見極め、新しい食生活を提案する中で、地元でもっと食べてもらおうと県産魚を積極的にPRし、県内消費を拡大するのが狙いだ。映像パネルで操業風景や漁業者の声を配信し、漁業・魚を身近に感じてもらうよう工夫も欠かさない。
薬師寺稔店長は「旬の魚の切り身や加工品などを買い求めやすい規格で提供し、魚惣菜にも力を入れる」と語る。
2020/11/07 みなと新聞