豊かな漁場と生産者の巧みな技術

トラフグ-シンガポールで日本の食文化PR

2021年01月29日

拡大協などフグ輸出へ促進フェア

シンガポールとらふぐ試食フェアポスター
日本産フグの海外輸出に向けた試食フェアのフライヤー

水産物・水産加工品輸出拡大協議会は1月25日から、国際ふぐ協会と全漁連とともに、シンガポールの中国料理店「四川豆花飯荘」で、日本産フグの輸出促進に向けた試食フェアを展開している。

フェアは、現地の食品・外食関係者約100人を招き、シンガポール政府が定める新型コロナウイルス感染拡大防止のための規制を順守しながら開催している。中華風にアレンジしたフグ料理を試食してもらい、アンケートを取った上で、現地商社が商談会も同時に開いている。

2月7日まで行われ、期間中は、シンガポールへの輸出を希望する日本のフグ加工業者と養殖業者計8社の製品を紹介するパンフレットを配ったり、日本のフグ食文化やブリ、マグロ商材をPRする映像を見てもらったりして、日本産水産物の魅力をアピールする。

国際ふぐ協会の古川幸弘会長は「コロナ禍でも粘り強く、プロモーションしていくことが重要。バイヤーだけでなく、現地の一般消費者にも試食アンケートを実施し、今後の輸出拡大に向けた契機にしたい」と話している。

2021/1/29 みなと新聞

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