豊かな漁場と生産者の巧みな技術

養ブリ中落ちでほぐし身

2021年04月21日

大分県が三共物商と商品化
養ブリの中落ちを使った「ぶりほぐし」

養ブリの中落ちを使った「ぶりほぐし」

大分県はこのほど、養殖ブリの中落ちを使った「ぶりほぐし」を、食品卸・マルイチ産商(長野市)の子会社である水産商社・三共物商(福岡市)と連携して開発した。瓶詰(内容量130グラム)の常温品で、塩味・照り焼き味の2種類。5月から県内外の量販店で本格販売を開始する。

県は、未利用資源の活用を目的に同県漁協米水津水産加工処理施設(佐伯市)の養殖ブリフィレー・ロイン加工で生じる、カマや背骨、腹骨などの部位を活用した加工品の開発に2019年度から取り組んできた。これまでに腹骨部分を使った「ぶりの腹肉水煮」(無印良品PBの缶詰)を開発。また、カマは冷凍して対米輸出を行った。

今回、ブリ中骨に付着した中落ちの身をほぐし、味付けしたフレーク商品を新たに開発。コロナ禍での内食需要の高まりを狙った。ブリは三共物商とマルイチ産商、日本農産工業が「本当においしい養殖魚」としてブランディングした大分県産の「海の匠ぶり」を使用。血合い部分は除去して、ブリ本来のうま味と風味を引き立たせた。塩はしっとりまろやかな菱塩の「五島灘の塩」を採用し、レトルト加工せずに仕上げた。

味付け・瓶詰め工程は食品加工のカキヤ(宮城県)が担当した。常温流通で賞味期間は1年間。希望小売価格は498円(消費税別)。

2021/4/21 みなと新聞

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