豊かな漁場と生産者の巧みな技術

ベイシアが機能性表示食品でコラボ販売

2021年08月31日

9月から マルハニチロのカンパチなど

関東を中心に展開する食品スーパーのベイシア(前橋市、橋本浩英社長)は8月30日、鮮魚売り場における機能性表示食品の展開で、中性脂肪を下げる効果があるカンパチと血圧が高めの人の血圧を改善する効果があるのコラボ販売を9月1日から開始すると発表した。ベイシアマートを除く全116店で行う。

マルハニチロが鹿児島県で養殖した「生鮮プレミアム 活〆かんぱち」と、キッコーマン食品の機能性表示食品である「キッコーマン いつでも新鮮 大豆ペプチド減塩しょうゆ(だし入り)」のコラボレーションとなる。

前者のカンパチ商品については、ベイシアが今年1月、生鮮食品区分で機能性表示食品の届け出を行い、消費者庁が受理。ドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)を含有し、「中性脂肪を下げる効果がある」機能性表示食品として4月7日から販売をしている。価格はサク100グラム、スライス(刺身)100グラムとも498円(税込み538円)。

後者のしょうゆ商品の価格は200ミリリットルボトルで298円(税込み321円)。ベイシアによると、同社とマルハニチロの機能性表示食品の取り組みを知ったキッコーマン食品より提案があり、今回のコラボ売り場につながったという。

ベイシアでは、コロナ禍の中、家飲みをしている消費者が増えていると分析する一方、外出を控えるなど運動不足から健康への関心も高まっているとし、「おうち時間を楽しみ、かつ健康が気になる方へ、いつものお刺身としょうゆに代えて、おいしさも健康もあきらめないうれしい組み合わせを提案する」としている。

2021年8月31日 みなと新聞

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