豊かな漁場と生産者の巧みな技術

ローソン初 刺身発売

2021年11月29日

来年1月 養マダイ、カンパチ冷食で

ローソンが冷食から発売するマダイとカンパチの刺身
ローソンが冷食から発売するマダイとカンパチの刺身

コンビニのローソンは11月25日、マダイとカンパチの刺身を冷凍食品として発売すると発表した。同社が魚の刺身を本格的に販売するのは初めて。冷食の売上高が伸びる中、品ぞろえを拡充させる。

高知産の養殖マダイ、鹿児島産の養殖カンパチを使用。両魚種とも委託先の工場でスライスした後、テクニカン(横浜市)の液体急速凍結機「凍眠」にかけて冷凍する。流水解凍で食べることができる。

11月初旬のテスト販売で売れ行きが好調だったため本格的な販売にこぎつけた。来年1月18日に「ローソンストア100」を除いた関東、近畿、北陸の一部店舗で販売を始める。両商品とも1袋40グラムで税込み498円。

畜肉の生食用商品も同地区の一部店舗で1月25日から販売を始める。馬刺し赤身スライス(税込み798円)、牛ユッケ風(同)の2種類をラインアップする。

同社の冷食売上高は2020年度に前年比2割増を記録。刺身の他にもデザートやベーカリーなどにメニューを拡大し、さらに売上高を増やす狙いだ。同社は「冷凍技術の進歩により、刺身を提供できるようになった。ニーズを見極めながら、全国展開や他魚種への展開を検討する」としている。

2021年11月29日 みなと新聞

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