サービスランチは「戸石とらふぐのベニエとリゾット」
2021年12月7日
長崎、「いいフグの日」で
「いいフグの日」の11月29日、長崎市は市役所レストラン「ルー・シェフ」でサービスランチ「戸石とらふぐのベニエとリゾット」を販売した。
全国展開する「いいフグの日」に合わせ、全国一のトラフグ養殖県ながら、地元で認知度が低い養殖トラフグを長崎市民にアピールし、地産地消につなげようと実施した。
使用したのは、戸石産の養殖トラフグ約1キロサイズで、身欠き加工された魚肉を三枚におろし、卵と薄い衣を付けて油で揚げたベニエ(フリッター)と、骨を煮出したスープで味付けしたリゾットを盛り付けし、刻んだ皮を野菜にトッピング。トラフグ1尾を余すことなく利用した食品ロスゼロのメニューとなっている。
サービスランチは税込み510円、限定200食を提供。メニューを考案した坂本洋一シェフは「和・洋・中の料理が融合した多様な長崎・和華蘭料理の冬場の新名物としてアピールしていきたい」と話している。
「いいフグの日」に合わせ、長崎市は11月1日から来年2月28日までの期間、県内三大養殖産地・戸石の養殖トラフグを市内飲食店29店舗で提供する「戸石とらふぐ料理フェア」を開催中で、市民、観光客の認知度アップに努めている。
2021年12月7日 水産経済新聞